無料で動画をDVDに焼くには?おすすめフリーソフト、手順について解説
「撮影した動画をDVDに焼きたい!」
「パソコンにある動画をDVDに焼いて、DVDレコーダーで再生したい!」
自分の撮影した動画を編集してDVDディスクに落としたですが、やり方が分からない人も多いようです。
そこで今回は動画をDVDに焼く方法や、おすすめの動画をDVDに焼く無料ソフトをご紹介します。いろんな形式の動画ファイルを無料でDVDに書き込むことができます。
動画をDVDに焼くメリット
1、動画を保存・バックアップできる
パソコン、あるいはスマホだけに保存している状態だと、デバイスの不具合やウィルス感染により、動画そのものに不具合が生じた場合は、大切なデータが消えてしまうことがあります。
またデバイスの故障、そして紛失などの不具合もよく発生し、せっかく撮影した動画なのに、バックアップを取るのを忘れてなくしてしまったり、そういったトラブルも、多くの人が一度は経験があるでしょう。
動画をDVDに書き込んで保存しておけば、万が一の機器の故障、紛失に備え、複数箇所に2重バックアップすることで、家族の大切な思い出を失わず、長期保存することができます。
2、大画面で見られる
今、さまざまなデバイスで動画を手軽に楽しむことができるようになりますが、やっぱり画面が小さくて小さくて見にくいので自宅では動画をより大画面で楽しみたいと思ったことはありませんか?
動画をDVDに焼けば、自宅のテレビやホームシアターなどの大画面で楽しめるのがメリットです。パソコンやスマホに比べ、テレビのほうが大画面で見やすいし、迫力もあります。特に字幕が入っている場合は、大きな画面のほうが見やすいこともあるでしょう。
3、気軽に人に渡すことができる
大事な誕生日、卒園式や入学式、そして結婚式ですが、さまざまな事情で結婚式に出席できないご家族と友人があります。
撮影した記念動画をDVDに焼けば、遠く離れた方や、直接会えない方へのプレゼントとして贈ることができるし、お茶の間のテレビでも観ることができ、家族と一緒に観て盛り上がることもできます。
ストレージを圧迫しない
データのなかでも動画はとくにデータ量が多いです。パソコンにネットからダウンロードした動画、自分の撮影した動画をたくさん保存したければ、パソコンの空き容量が足りなくなってしまいます。空き容量が不足するとデータの読み書きに時間がかかってしまい、パソコンの動作が遅くなる場合があります。
動画をDVDに書き込んで、パソコン側の動画を削除することで、パソコンのストレージ容量不足を解消できます。より多くの新しい動画を保存できるし、パソコンの動きも軽くできます。
動画をDVDに焼く:おすすめDVDの種類
動画をDVDに焼く際に、「mp4ファイルをDVDに焼くにはどの種類にすれば良いですか?」って思ったことがありませんか。
DVDには、DVD-R/RW/RAM、DVD+R/RWなどたくさんの種類がありますが、動画を焼くのにおすすめのDVDは、
- ➤ DVD-R;
- ➤ DVD-RW;
- ➤ Blu-ray。
の3種類です。
DVD-R、DVD-RW、Blu-rayは、それぞれ書き込めるデータの内容や、書き込めるデータの容量などが異なるので、次は各種類の特徴を紹介します。
1、DVD-R
利用者が一度だけ内容を書き込める記録型DVDの一つです。
容量3.9GB のVer.1が現行ですが、実際は容量4.7GB のVer.2 が普及しています。他のRAM や-RW と違う色素書込方式なので製造が容易でコスト上も有利です。全てのDVDプレーヤーで再生が可能なので、動画をDVDに焼きたい方に向いています。
- @、読み込み自体は何度でも可能、長期的に保存できる;
- A、一度書き込んだ内容は変更したり上書き保存することができません;
- B、全てのDVD プレーヤーで再生が可能。
特徴
2、DVD-R DL
利用者が一度だけ内容を記録できるDVD-R規格の拡張仕様の一つです。
DVD-R 1層で4.7GBのデータが記録できると比べ、DVD-R DLが深さの異なる2層の記録面を利用することができ、約1.8倍にあたる8.54GBまで記録することができるので、大容量の動画や長時間録画した映画や、映像、ドラマなどを扱う際に便利です。
- @、1回だけデータを書き込むことができる;
- A、大容量の動画の焼くに対応している;
- B、DVDプレーヤーで再生する場合には、"ファイナライズ"を行う必要がある。
特徴
3、DVD-RW
利用者が何回でも書き込みができるDVDの一つです。
通常のDVDではビデオカメラで撮影した映像などしか保存できませんが、RWなら著作権で保護された映像も問題なく書き込めます。約1,000回のデータの書き込みや書き換えが可能で、記録したデータを削除することもできます。さらにDVDプレーヤーでも再生可能です。
- @、繰り返しの書き込みにも対応している;
- A、記録したデータの削除が可能;
- B、DVDプレーヤーで再生する場合には、"ファイナライズ"を行う必要がある;
- C、著作権保護規格に対応している。
特徴
動画をDVDに焼く:必要なもの
「DVD焼くを始めたいけれど、どんなものが必要なの?」そのようなご質問にお答えるために、次は動画をDVDに焼く時の使うものを紹介しています。
動画編集を始めるにあたり、最低限必要なのは以下の4つです。
- ➤ 空のDVDディスク;
- ➤ パソコン;
- ➤ DVDドライブ;
- ➤ DVD焼くソフト。
1、空のDVDディスク
動画をDVDに書き込むには書き込み用DVDディスクがなければ書き込めません。
DVD-RまたはDVD-RWが主流ですのでどちらかを買えば問題ありません。また、失敗した時のために複数枚セットを購入しておくことがオススメです。
2、パソコン
DVDを作成するために、パソコンが必需品となります。(スマホではDVDを作成することができません。)
さらにDVDの焼く作業をスムーズに行うために、パソコンのスペックは非常に重要になります。旧型や低性能のパソコンでは、一部のソフトが正常に動作しない可能性があるので、できるだけCPUの性能が高い、空き容量が多いパソコンを使うことがおすすめです。
3、DVDドライブ
まずはパソコンにDVDドライブを搭載しているかを確認しましょう。昔は当たり前のようにノートパソコンについていた光学ドライブですが、最近はドライブが搭載されていないものが多いです。
最近のノートパソコンにはドライブが搭載されていないモデルが多いため、外付けタイプのドライブを用意する必要があります。外付けドライブには、据え置き型とポータブル型の2つがあり、デスクトップパソコンで使う方や処理速度が必要な方は据え置き型を、持ち運ぶことが多い方はコンパクトなポータブル型を選ぶといいです。
4、DVD焼くソフト
DVDを焼くには、専用DVD焼くソフト(オーサリングソフト)も必要です。
DVD焼くソフトとは、ビデオ、オーディオ、画像、アニメーションなどのファイルを家庭用プレーヤーやプロジェクターで再生できる形式に変換することができるソフトです。DVD書き込みソフトは、無料・有料どちらもあります。無料DVD書き込みソフトの中で、豊富な機能を取り揃えたものも多くあります。おすすめのDVD焼くソフトについては後述します。
動画をDVDに焼くの基本的な流れ
一見難しそうに見えるDVDの作成ですが、実は非常にシンプルです。
次は、「WinX DVD Author」というDVDオーサリングソフトを使って動画をDVDに焼く方法を解説していきます。
使うソフト:WinX DVD Author
WinX DVD Author 無料で動画をDVDに!
☑ パソコンで動画からDVDディスクへ安全に書き込む;
☑ 完全無料で利用できる;
☑ 320種類以上の動画ファイル形式に対応;
☑ ダビングしたDVDがプレーヤーなどでも再生可能。
「WinX DVD Author」は、動画ファイルなどをDVD形式に変換できる無料のDVDの書き込みソフトです。
このソフトは強力な機能が備えて、パソコンでMP4、AVI、MPEG、RMVB、WMV、MOV、ASFなどのビデオファイルを空のDVDに書き込んで、一般的なDVDプレイヤーやDVDレコーダーで再生することができます。また、WinX DVD Authorを使うメリットは、動画からDVDへ書き込操作がとてもシンプルで、初心者でも使いやすいことです。
さらに、多様な入力形式に対応で、動画ファイルだけでなく、VOBファイルからDVDへの書き込みや、DVDファイルからDVDに書き込むこともできます。
【動画をDVDに焼く方法】
- ❶、DVDドライブをパソコンに接続してから、空の書き込み用DVDディスクをDVDドライブに入れます。
- ❷、DVDオーサリングソフトを無料ダウンロードし、インストールして、立ち上げます。メインメニューは「Video DVD Author」を選択します。
- ❸、表示された画面で「+」よりパソコンに保存しているDVDに書き込みたい動画を選択して追加すると、画面右側の画面に、動画がソフトに読み込まれます。いろいろな項目を設定した後、次の画面へ進むボタンをクリックします。
※ スマホの動画をDVDに焼きたい場合、まずスマホの動画をパソコンに取り込む必要があります。(スマホの動画をパソコンに取り込む方法はこちらへ>>) - ❸、DVDのメニュー画面の設定画面が表示され、この画面で背景画像、文字や音楽の追加などができます。
- ❹、最後には、DVD書き出し画面で「Start」ボタンをクリックすると、動画をDVDにダビング作業が始まります。
まとめ
以上、動画をDVDに焼く方法を初心者でもわかるように説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
また、順調にDVDを再生するために、「5K Player」を利用することがオススメです。DVDプレイヤーを購入しなくても簡単にPCでDVDを見ることができます。
【5K Player】:100%無料・安全なDVD再生ソフト
📀 完全無料で使える;
📀 各種DVDを高品質かつ安定にWindows 11で再生できる;
📀 ISOファイル、動画や音楽の再生も対応;
📀 インターフェースが洗練されていて初心者でも簡単で操作。
この記事を書いた人:ミツキ
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