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MPC-BEの代わりなれる無料メディアプレイヤー
  • 対応できる動画・音声形式が240以上です。DVDを含め、様々な動画や音声ファイルをサポートしているので再生できない形式は恐らく無し!

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【MPC-BE ffdshow設定】MPC-BEからffdshowを使用するための設定方法

MPC-BE ffdshow設定

さまざまな動画/音声ファイル形式に対応したコーデックffdshowをMPC-BEに導入すると、さまざまな動画ファイルが再生できるようになり、動画再生中もフィルタ処理などをできます。

このページでは、MPC-BEでffdshowの設定について詳しく書いて行きたいと思います。MPC-BEで全てのコーデックを再生したいと思っている人はぜひ本記事を最後までお読みください。

MPC-BEとffdshowって何?

@、MPC-BEとは

MPC-BEとは

MPC-BE(Media Player Classic Black Editionの略)はオープンソースのビデオ/オーディオプレーヤーです。「Media Player Classic-HC」をベースとしており、「MPC-HC」にあった軽量さなどのよい部分はそのままに、機能の改良や追加が行われています。

軽量且つ高機能の特徴で、非常に多くの動画および音楽ファイル形式を再生できるだけでなく、CDやDVD、Blu-rayなども対応しています。きめ細かな設定によるカスタマイズができる一方で、設定項目が多すぎて何から設定してよいかわからない、ということもあります。

現在も更新が続いていて、対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1/10となっています。

MPC-BEの特徴は以下の通りです。

  • ・ 多くのコーデックに対応、たいていの動画ファイルは再生可能;
  • ・ ハードウェアデコードとインターレース解除のサポート;
  • ・ ISOイメージを自動的にマウントできる;
  • ・ 動画表示エリアを掴んでウィンドウ移動;
  • ・ 動画解像度に合わせたウィンドウサイズで起動;
  • ・ 強力な字幕表示やチャプター機能;
  • ・ 広告が無い。
  • ・ 起動などの基本動作が軽い。
  • ・ デザインがシンプル、使い易い。

A、ffdshowとは

ffdshowとは

ffdshow(Directshowフィルター・コーデックパックの略)はさまざまな動画/音声ファイル形式に対応したコーデックです。

ffdshowをインストールすることで、MPC-BE・MPC-HC、Windows Media Player、GOM PlayerなどのメディアプレーヤーでDivXや Xvid、H.264形式動画など、さまざまな動画/音声ファイルを再生できるようになります。

  • ffdshow対応する主なファイル形式
  • 動画: H.264/AVC、Xvid、DivX 3/4/5/6、MPEG4、H.263、FLV1、VP3/5/6、VP6F(Flash Video)、MPEG1/2、WMV7/8/9、Motion JPEG(MJPEG)、Real Videoなど;
  • 音声: MP3、MP1/2、AC3、DTS、AAC、WMA 7/8/9、Vorbis、ATRAC3など。

ffdshowの特徴は以下の通りです。

  • ・ 非常に多くのフォーマットに対応している;
  • ・ VFW コーデックとしても使うことができる;
  • ・ 動画に画質補正フィルタをかけたりする機能も備えている;
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ffdshow本体の設定

ffdshowをインストールすることで、さまざまな動画/音声ファイルを再生することができるようになります。そして各メディアプレーヤーソフトで使える設定をする必要があります。動画初心者の人には何が何だか分からないと思います。次は、ffdshowの設定について詳しく紹介していきます。

@、ffdshowをインストール

  • 1、「https://ja.osdn.net/projects/ffdshow-tryout/」から最新バージョンの「ffdshow」をダウンロードします。
  • 2.「.exe」のファイルをクリックしてインストーラーを起動します。
  • 3.画面上の指示に従って、「ffdshow」をインストールします。最後には「完了」をクリックすると、「ffdshow」のインストールが完了です。
  • ffdshowをインストール

A、「ffdshow」ビデオレコーダー設定

  • 1、パソコンで、「スタート」ボタンをクリックし、「ffdshow」 → 「ビデオレコーダーの設定」を選択します。
  • 2.「ffdshow ビデオデコーダーの設定」画面で、「コーデック」を選択し、デコードしたいコーデックの「デコーダー」をクリックし、「libavcodec」を選択します。
  • 「ffdshow」ビデオレコーダー設定

B、「ffdshow」オーディオコーデック設定

  • 1、パソコンで、「スタート」ボタンをクリックし、「ffdshow」 → 「オーディオレコーダーの設定」を選択します。
  • 2.「ffdshow オーディオデコーダーの設定」画面で、「コーデック」を選択し、再生したい形式の「デコーダー」部分を「libavcodec」に変更します。
  • 「ffdshow」オーディオコーデック設定

C、「ffdshow」DXVA(ハードウェアアクセラレーション)設定

  • 1、パソコンで、「スタート」ボタンをクリックし、「ffdshow」 → 「DXVA ビデオデコーダーの設定」を選択します。
  • 2.「DXVAの設定」画面で、「ハードウェアアクセラレーション」を選択し、「DXVAを有効にする」の下にある「H264」あるいは「VC1」にチェックを入れます。
  • 「ffdshow」DXVA(ハードウェアアクセラレーション)設定
  • 3.「DirectShowのコントロール」をクリックし、「ffdshowを使用する」欄の「編集」ボタンをクリックします。「MPC-BE」のファイル名が記載されているか確認します。MPC-BEのファイル名がなかった場合、「追加」ボタンをクリックし、MPC-BEを選択します。
  • 「ffdshow」DXVA(ハードウェアアクセラレーション)設定

D、「ffdshow」高画質の設定

フィルター使って動画を高画質に再生することができます。

  • 1、パソコンで、「スタート」ボタンをクリックし、「ffdshow」 → 「ビデオデコーダーの設定」をクリックします。
  • 2.「インターレス解除」を選択し、「フレームレートを倍にする」を選択し、「適応」をクリックします。
  • 「ffdshow」高画質の設定
  • 3.「ポストプロセッシング」「画質のプロパティ」などにチェックを入れ、適宜調整したい項目を設定します。
  • 「ffdshow」高画質の設定
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MPC-BEでffdshowの設定

ffdshowをインストールした後、MPC-BEでffdshowを使えるようにするための設定を行わなければなりません。次は、MPC-BEでは、「外部フィルター」や「内部フィルター」からffdshowを設定する手順を紹介していきます。

@、外部フィルター設定

  • 1、MPC-BEを起動し、メニューの「表示」→「オプション」をクリックします。
  • MPC-BE外部フィルター設定
  • 2.表示されたオプション画面で、「外部フィルタ」をクリックし、「フィルタを追加」を選択します。
  • MPC-BE外部フィルター設定
  • 3.フィルタを選択する画面で、「ffdshow Audio Decoder」と「ffdshow Video Decoder」をそれぞれ選択した後、「OK」をクリックすると追加できます。
    ・もしフィルタを選択する画面で見つからない場合は、「参照」をクリックしてffdshowをインストールしたフォルダを参照し、「ffdshow.ax」というファイルを選択し「開く」をクリックします。
  • MPC-BE外部フィルター設定
  • 4.追加した後、「ffdshow Audio Decoder」と「ffdshow Video Decoder」の項目を選択して「優先する」に変更します。すると、ffdshowが内部デコーダより優先して使用されるようになります。
  • MPC-BE外部フィルター設定

A、内部フィルター設定

  • 1、MPC-BEを起動し、メニューの「表示」→「オプション」をクリックします。
  • MPC-BE内部フィルター設定
  • 2.表示されたオプション画面で、「内部フィルター」→「「ビデオデコーダー」の順にクリックします。
  • 3.一覧で右クリックして「すべてのフィルターを無効にする」をクリックし、「OK」をクリックします。
  • MPC-BE内部フィルター設定
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最後:MPC-BEでffdshowの設定が複雑と感じる際の対策

MPC-BEやffdshowの設定が初心者の方にとって複雑だと思います。今回はその代替ソフトとして「5KPlayer」を使って動画を再生する方法をご紹介します。「5KPlayer」は、ffdshowを導入しなくてもざまざまな動画をうまく再生できます。

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5KPlayer - パソコン向けの動画再生フリーソフト

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ほぼすべての動画ファイルをサポートしているので、外部のコーデックを導入せずに、1クリックで各種動画ファイルを再生することができます。超高画質である4K、8Kにも対応しているので、4K・8Kの動画を高精細で美しく再現することができます。

  • 5KPlayerで動画を再生する方法:
  • 1、「5KPlayer」を起動します。
  • 2、再生したい動画ファイルを「5KPlayer」のメイン画面にドラッグするだけで再生が始まります。
  • MPC-BE ffdshow 設定
  • 3、再生画面上で右クリックして表示されるメニューから「スピード」を選択すると、再生スピードの値が表示され、選択できます。
  • MPC-BE ffdshow 設定
この記事を書いた人:ミツキ

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