動画解像度とは？解像度とアスペクト比、ピクセル、画質などの関係ご説明

更新日:2019-12-26

動画画質に関わる解像度とは？

動画の画質を確認するには、一番確認するものは解像度です。その解像度が大きくなればなるほど、画質がいいと信じています。ですが、時にはどんなに高い解像度でも画質が上がらないことがありません。それに解像度でサイズ違い問題で、フルスクリーンで再生すればおかしくなったり黒い帯があったりすることもよくあります。このような問題を解決するためにはまず、解像度とはなにか、動画の解像度は画質をどう決めますかと、一からご紹介します。

解像度とは

実は解像度と言えば、よくHD、1080P、720Pなどで表示されますが、それは解像度ではなくピクセル数です。解像度とはピクセルの数ではなく密度です。つまり、インチあたりのピクセル数（DPI）です。簡単に言えば、1インチにピクセルをいくつありますかと、一つのピクセルの大きさを表示するパラメーターです。解像度が高くなれば、画面が繊細でシャープになります。

もちろん、ピクセル数と解像度によって画面サイズの違いがあります。ピクセル数が多くなればなるほど、解像度が高くなればなるほど、画面サイズが大きくなります。

ですが、動画の解像度と言えば、一般的には動画画面の解像度ではなく、ピクセル数で表示されます。ディスプレイで再生する時に、解像度またはピクセル密度が変わっても順調に再生できますし、動画DPIの代わりにディスプレイのDPIで再生しています。なので動画のDPIが意味ありません。動画解像度がピクセル数で表示されるのは、ピクセル数（動画解像度）とアスペクト比こそ再生体験を決めるものからでしょう。

動画の画面解像度を変更して、動画をリサイズ（拡大、縮小）する方法｜初心者向け

お持ちのデバイスに合わせて、動画の画面解像度をデバイスのモニター解像度に変更して、動画をリサイズ・縮小する方法を紹介する。勿論フルHDや2Kを4K解像度のように、動画の解像度を上げることもできる。

これから、解像度とアスペクト比、画質、動画画面サイズなどの違いとつながりをより詳しくご説明します。

動画解像度とピクセル数、アスペクト比、動画サイズなどの違いと関係

動画解像度とピクセル数

動画の解像度は一般的にはピクセル数で表示されますが、それは一行または一列のピクセルで表示されます。例えば動画の解像度は720 x 480の場合、動画画面にあるピクセル数は345600です。

より便利に表記するために、時には480Pや720Pや1080Pで表記されます。また、HDやFHDなども、解像度のことです。それぞれ対応するピクセル数は：

よくある解像度

720 x 480（480P/SD）、1280 x 720（720P/HD）、1920 x 1080（1080P/FHD）、2560 x 1440（1440P/2K）、3840 x2160（2160P/UHD/4K）、7680 x 4320（4320P/SHV/8K）

動画解像度とアスペクト比

動画の解像度とは一行または一列のピクセル数で、その比はアスペクト比。アスペクト比は動画画面の長さと広さを表示するパラメーターです。アスペクト比は再生するデバイスのディスプレイと合わせない時に、黒い帯があって、画面が極めて小さくなることもあります。

さいわいなことで、今人気の解像度はピクセル数を問わずにだいたい4：3と16：9二つのアスペクト比があります。パソコンもスマホもだいたいこのあたりです。

動画解像度と動画サイズ

動画解像度によってサイズ違いがあります。動画ファイルサイズも、画面サイズも違いがあります。動画解像度と動画画面サイズの関係はご覧のように：

動画解像度が高くなればなるほど、画素数が増えて、画素の色を記録するデータ量も増えます。解像度が高いほうがデータ量多くて、動画ファイルサイズが大きくなるとも当然なことです。

ですが、動画解像度が高くなれば画面サイズが大きくなるとは限りません。解像度とは画素数を表示するパラメーターで、画面サイズは画素のかたわら画素の大きさにも関係があります。また、今のプレイヤー/動画再生ソフトは、計算力で動画を好きな大きさで再生できます。動画画面サイズを決めるのは視聴者の好みだとも言えます。