動画エンコードソフトと動画エンコードサイトの違いとは?特徴・機能・メリット・使い方を徹底比較
あなたは、動画をエンコードしたいとき、動画エンコードソフトと動画エンコードサイトの選びに悩んだことがあるかと思います。動画エンコードソフトの方がいいか、それとも動画エンコードサイトの方がいいか。
もちろん、どちらでもパソコン(略称:PC)が必要なので、ソフトとサイト自体の問題ではなく、実際に動画をエンコードする途中で、動画エンコードソフトと動画エンコードサイトの違いが分からない方が多いと思います。
今回の記事では、動画エンコードソフトか動画エンコードサイトどっちを選ぶか決められない人むけに、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。それで、最適な動画エンコード方法を選び、高画質無料で動画をエンコードしましよう。
<この記事の目次>[非表示表示]
動画エンコードソフトと動画エンコードサイトの違い?徹底比較
【徹底比較】動画エンコードソフトと動画エンコードサイトの違い
手元の動画ファイルをMP4に変換したくて、インターネットで動画エンコード方法を検索するとき、動画エンコードソフトと動画エンコードオンラインサイト両方があり、どっちの方が良いか分からない人は多いですよね。
だから、以下では、このような悩みを抱く方に向け、それぞれの特徴、メリット、デメリットについてご紹介していきます。
(1)速さ、動画エンコード速度
∨ 動画エンコードサイト:
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動画エンコードサイトは、回線の速度に左右されます。
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特に、動画を読み込み、動画をエンコード、保存することがすべてオンラインで行うので、インターネット回線の速度はエンコード作業に大きな影響を及ぼします。
対して、動画エンコードソフトの方は違い、回線の速度などの悩みはありません。
∨ 動画エンコードソフト:
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動画エンコードソフトの公式サイトからソフトウェアのインストーラをダウンロードすることが回線速度の影響を受けますが、動画エンコード作業はオフライン環境下でも行えます。
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さらに、現在、たくさんの動画エンコードソフトウェアはハードウェアアクセラレーション技術を内蔵し、コンピューターのパフォーマンスをより高速させ、CPUの負荷を低減し、動画エンコード作業はよりスムーズに処理できます。例えば、MKV(DivXコーデック)をAVI(DivXコーデック)に変換するなら、エンコードとデコードの必要がありません。コンテナだけを変換するので、電光石火の速さでMKVからAVIへ変換することができます。
動画エンコードソフト vs 動画エンコードサイト:動画エンコードソフト勝ち
(2)安全性
∨ 動画エンコードサイト:
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動画エンコードオンラインサイトは、すべて「HTML」というコンピューター言語で作られているものです。普通の場合、インターネットを閲覧していると、多くのWebサイトで広告が表示されますよね。動画エンコードサイト(例えば、Convertio、onlinevideoconverter.comなど)もほぼ同じです。
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また、サイトを閲覧する時、セキュリティシステムが破損したり、システムがウィルスに感染したりして、詐欺サイトへ誘い込む可能性があります。
総合的に言えば、動画エンコードオンラインサイトを利用することはリスクがありますよね。一方、動画エンコードソフトの安全性はどうですかと聞く人はいるんでしょう。
∨ 動画エンコードソフト:
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フリーソフトウェアなら、必ずVectorや窓の杜やGitHubやSoftnicなどといったメジャーなサイトに掲載されているものをダウンロードしてください。信頼のできるサイト以外からダウンロードしない方がいいだと思います。
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もし価格(値段)に気にしない方は、できるだけ有料な動画エンコードソフトを利用するのが一番いいです。有料だから、安全性を確保できるし、安心的なサポートサービスを提供してあげるので、有料ソフトの方が安全だと言えるのです。
動画エンコードソフト vs 動画エンコードサイト:動画エンコードソフト勝ち
(3)価格(値段)・機能性
∨ 動画エンコードサイト:
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動画エンコードサイトはほとんど無料で提供しています。無料だから、多くの方々に愛用されています。例えば、Online Video Converter、online-convert、cloudconvert、Convertio。さらに、機能も多種多様です。
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@、Online Video Converter:オンラインで動画をエンコードできるだけではなく、音声を変換したり、保存した動画をmp4/avi/mpeg/mov/flv/3gp/webm/mkv/wmv/gif/mp3/wav/iPhone着信音(m4r)/m4a/flac/ogg/mp2/amrと保存できます。
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A、online-convert:動画エンコードオンラインで行える他に、サポートするメディアファイルの種類も豊富で、動画ファイルだけではなくて、文書、画像、アーカイブファイル、音声ファイル、電子書籍、Webサイトなどといったデータをオンラインに読み込めます。
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B、Cloudconvert:無料で動画をオンラインでエンコードできるほかに、アーカイブファイル、音声、CAD、文書、ebook、フォント、画像、プレゼンスライド、スプレッドシート、ベクターデータ、動画、Webサイトなどといったメディアファイルを読み込み、エンコードできます。
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C、Convertio:Convertioもcloudconvertとほぼ同じで、動画エンコードはもちろん、音声、 CAD、Eブック、アーカイブ、フォント、プレゼンテーション、ベクトル、文書などの変換も手軽に行えます。
上記から見れば、動画エンコードサイトは無料で利用できるし、対応するメディアファイルの種類も豊富で、非常に便利ですね。さあ、動画エンコードソフトはどうですか。
∨ 動画エンコードソフト:
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動画エンコードソフトと言えば、無料版と有料版二つがあります。無料版なら、Handbrake、Freemake Video Converter、Any Video Converterフリー版、携帯動画変換君があります。先ほど言いましたが、無料版の安全性はちょっと低いし、できるだけ有料の方がいいです。Winxvideo AI、スーパーメディア変換、Leawo究極動画変換、Aiseesoft動画変換究極はおすすめです。
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Winxvideo AI、スーパーメディア変換、Leawo究極動画変換、Aiseesoft動画変換究極などといった動画エンコードソフトの機能と言えば、動画エンコードはもちろん、動画編集、音声変換、音声抽出、スライドショー作成、動画録画などといった実用的な機能を備えます。
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動画エンコードサイトよりサポートされているメディアファイルの種類は少なくても、機能的では、専門性と実用性が高いと思います。以下では、最も人気のある動画変換ソフトWinxvideo AIを例として説明していきます。
Winxvideo AIについて
- ● 370+ビデオ&オーディオコーデックが内蔵され、HD/SD/UHD動画をすべて完璧に変換・圧縮できます。
- ● 420種類以上の出力プロファイルがあり、動画ファイルをMP4、MOV、M4V、AVC、AVI、WMV、MKV、MPEG1、MPEG2、RM、3G2、3GP、ASF、WEBM (VP8)、FLV、F4V、SWF、MP3、AAC、iPhone Ringtone、AC3、WMA、AIFF、CAF、WAV、FLAC、ALACなどといったビデオ・オーディオフォーマットに出力できます。
- ● 実用的な編集機能(カット/クロップ/合併/字幕追加/トリム/パラメーター調整/エフェクト追加/レンズ補正/回転・反転など)を備え、自由にカスタマイズできます。
- ● 録画機能を持ち、デスクトップ画面やWebカメラ映像を生き生きと録画したりすることが可能です。
- 動画処理に特化されるもので、最高のユーザー体験を提供します。
動画エンコードソフト vs 動画エンコードサイト:対応するメディアファイルの種類なら、動画エンコードサイト勝ち
動画エンコードソフト vs 動画エンコードサイト:専門性なら、動画エンコードソフト勝ち
(4)出力品質?画質と音質比較
動画ファイルの品質(画質と音質)に影響を及ぼす要素と言えば、主に、コーデックですよね。例えば、ファイルの形式、ビットレート、フレームレート、解像度、データ量など。
∨ 動画エンコードサイト:
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動画エンコードサイトはスペックカスタマイズ(ビットレート、フレームレート、コーデック変更など)のような設定は持っていません。だから、出力される動画ファイルの画質・音質はやや劣るかもしれません。
それに対して、動画エンコードサイトと動画エンコードソフトと比較してみると、出力品質では動画エンコードソフトの方が綺麗です。
∨ 動画エンコードソフト:
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動画エンコードソフトの方がサポートされている音声コーデックとビデオコーデックが多いですから。例えば、Winxvideo AIは370+ビデオ&オーディオコーデックが内蔵されていて、高画質・高音質で動画を出力するために、自由にビットレート、フレームレート、解像度、データ量などを変更できます。
動画エンコードソフト vs 動画エンコードサイト:動画エンコードソフト勝ち
(5)言語(日本語対応?)
∨ 動画エンコードサイト:
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動画エンコードサイトOnline Video ConverterとConvertioは最も有名です。日本語対応だけではなく、英語、韓国語、中国語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語などにも対応しています。
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だが、他の動画エンコードサイト(例えば、cloudconvert、online-convert)はそうではありません。英語しか表記できません。サポートするメディアファイルは豊富ですけれども、日本語に対応しなくて、初心者にとっては、操作はやや難しいかもしれません。
一方、動画エンコードソフトなら、そんな心配はありません。
∨ 動画エンコードソフト:
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ほとんどの動画エンコードソフト(有料版と無料版)はすべて日本語にサポートしています。ソフトウェア自体が日本語化されなくても、日本語化パッチファイルが提供していて、日本語で使えます。
動画エンコードソフト vs 動画エンコードサイト:どっちでも良い
(6)使い方の比較
最適な動画エンコード方法を選び、高画質無料で動画をエンコードするために、以下では、動画エンコードソフトと動画エンコードサイトの使い方についてご紹介していきます。動画エンコードソフトか動画エンコードサイトかどっちの方がいいか、使用用途に合わせて、最適な方法を選んでください。
Online Video Converterを使って動画をエンコードする方法
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STEP.1
公式サイト(https://www.onlinevideoconverter.com/ja)にアクセスして、中央にある「動画ファイルを変換」ボタンをクリックしてください。「ファイルを選ぶ」ボタンをクリックして、変換したい動画ファイルを読み込みます。
Online Video Converterは対応される動画ファイルのフォーマットは、MP3/AAC/OGG/WMA/M4A/FLAC/WAV/MP4/AVI/MPG/MOV/WMV/MKV/M4V/WEBM/FLV/3GPだけです。
データを読み込む前、手元の動画ファイルの形式をチェックしてください。
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STEP.2
「フォーマット:フォーマットを選択する」画面が表示されます。Online Video Converterは対応する出力ファイル形式はMP4/M4V/MOV/AVI/FLV/MPG/WMV/MP3/M4A/AAC/OGG/WMA/FLAC/WAVです。ドロップダウンメニューから出力形式を選択します。
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STEP.3
「その他の設定」をクリックして、動画の質を変更することができます。「HD 720P」「480P」「360P」「240P」があります。一つを選択すればOKです。
また、初期設定では「変換開始」(動画の最初)と「変換終了」(動画の最後)にチェックを入れますが、場合によって、動画の一部だけを変換したい時、チェックを外して、時間をもう一度入力すればOKです。
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STEP.4
すべてが確認した後、「スタート」ボタンをクリックします。動画ファイルの長さやインターネットの速度によって作業時間が違います。少々お待ちください。
もし、変換中、問題が発生したら、「もう一度変換する」ボタンを押して、もう一度チャレンジしてみてください。
Winxvideo AIを使って動画をエンコードする方法
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STEP.1
まず、Winxvideo AIを公式サイトから無料ダウンロードして、インストールします。
ソフトウェアを起動して、トップ画面の「ビデオ」ボタンをクリックして、エンコードしたい動画ファイルを読み込みます。
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STEP.2
動画ファイルが無事に読み込んだら、出力プロファイルの選択画面がポップアップします。そこで、420種類以上の出力プロファイルがあり、動画ファイルを他の形式に変換したり、iPhone/iPad/Android端末/ゲーム機器などに取り込むことができます。
動画のビットレート、フレームレート、解像度などを調整したい方は、トップ画面にある「歯車のような設定アイコン」をクリックして、パラメータ設定画面が表示されます。
「フォーマット」タブでは、ビデオのコーデック・ビットレート・フレームレート・解像度、オーディオのコーデックサンプルレート、ビットレート、チャンネルを自由にカスタマイズします。それらの値を小さい方に設定すれば、データ容量が小さくなります。
「動画編集」タブでは、回転・反転、エフェクト効果、ボリューム調整、字幕追加、クロック、トリミング、透かし・ウォータマーク追加などが自由に調整できます。
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STEP.3
すべてが確認した後、右下部にある「参照」ボタンをクリックして、出力した動画の保存先を指定して、「RUN」を押してください。動画エンコード作業が始まります。レベル3のハードウェアアクセラレーション技術により、16倍速の高速化に達成し、高速・無劣化で動画をエンコードします。
まとめ
動画エンコードソフトと動画エンコードサイトを詳細に比較しました。オンラインでインストールせずに動画を変換するのか、安全性と機能性などを考えながら動画エンコードソフトを選ぶかは個人の使用目的とインターネットの利用の習慣次第です。
動画エンコードをこれから始める方は、この記事を参考に、ご自身に合った動画エンコード方法を選んでください。
この記事を書いた人:鈴木玲子
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