ブルーレイディスクを再生させることができる機器はブルーレイプレイヤー(ブルーレイレコーダー:ブルーレイ再生ができるだけではなく、録画機能も搭載)と呼びます。
DVDディスクを再生させる機器はDVDプレイヤー(DVDレコーダー:DVD再生ができるだけではなく、録画機能も搭載)と呼びます。
DVDとブルーレイの違いや特徴はご存知ですか?自宅でDVDやブルーレイ鑑賞が好きな人は多いようですが、DVDとブルーレイの違いって何か知っているのかと聞かれたときに正しく答えられる人はあまり多くないでしょう。
そこで本記事では、画質・容量・見た目・実用性などの面からDVDとBlu-ray比較してその違いについてわかりやすく紹介していきます。
DVDとブルーレイどっちがいいか迷っているあなたは必見!
DVDは、日立や、東芝、パナソニックなどによって規格化されて、映像や音声なのデジタルデータを記録された大容量光ディスクを指します。
映像はMpeg-2圧縮、音声の圧縮記録はPCM、AC-3、デジタル・シアター・システムズ方式が採用されています。
Blu-rayは主にブルーレイディスク(Blu-ray Disc、略BD)を指します。ソニーやパナソニックなどによって規格化され、高精細で大容量の映像・音声などのデータを記録するための次世代DVD規格です。
DVDと同じ大きさですが、記録できる容量が最大27GB(1層の場合)になり、約10時間以上のHD映像を記録することができます。
それでは早速DVDとブルーレイの違いについて解説していきます。
Blu-ray(ブルーレイ) | DVD | |
容量 | 25 GB (1層)、50 GB (2層) 100/128/200 GB (BDXL) |
4.7/8.5 GB |
レーザー波長 | 405 nm (青紫色のレーザー) | 650 nm (赤色レーザー) |
レンズ開口数 | 0.85 | 0.6 |
ディスク厚 | 1.2mm | 1.2mm |
最大ビットレート (音声+映像) |
48 Mbit/s | 10.08 Mbit/s |
映像の最大ビットレート | 40 Mbit/s | 9.8 Mbit/s |
解像度 | 1,920×1080(1080p) | 720×480 (480i / 480p-US) |
最大記録時間 (録画モード:XP) |
約 21時間 | 約2時間 |
リージョンコード | A〜C | 1〜9 |
コンテンツ保護システム | AACS-128bit / BD+ | CSS 40-bit |
動画圧縮方式 | MPEG-2、MPEG-4 AVC (H.264) VC-1 HEVC (H.265 ) |
MPEG-2 |
見た目だけでDVDとBlu-ray比較して、どちらがDVDでどちらがブルーレイかを判断することはできますか?
答えはほぼできません。
DVDとブルーレイってディスク基板の厚さは同じだけではなく、サイズと形状もまったく同様です。
見た目だけでDVDとブルーレイの見分けが付きにくいです。
通常的は、ブルーレイディスクの記録面は青紫色っぽいで、DVDディスクの記録面が銀色か金色っぽいんですが、
メーカによって記録面の色が異なる場合がありますので、ディスク記録面の色だけでDVDとブルーレイの違いを簡単に判断することもできません。
上記の表を見てしますと、DVDは記録できる最大容量は8.5GB(片面2層)ですが、ブルーレイは200GB(両面記録の場合)とDVDのおよそ23倍の容量を記録することができます。
つまり、ブルーレイ1枚にDVD最大23枚分情報を書き込むことが可能になるということです。
ブルーレイディスクの解像度:720×480(映像の最大ビットレートが9.8 Mbps)
DVDディスクの解像度:1920×1080(映像の最大ビットレートが40 Mbps)
DVDのSD画質(標準解像度)と比べて、ブルーレイの解像度はDVDの約6倍でより高精細かつ美しいハイビジョン映像を楽しむことができます。
特に、ディスプレイの表示画面が大きいほど、画質の違いを見やすくてブルーレイとDVDどっちがいいか判断できてるようになります。
またフルHDカメラで撮影したハイビジョン映像を高画質で保存することができるだけではなく、
地上デジタル放送(解像度:1440×1080)や・BSデジタル放送 (解像度:1920×1080)をそのままの画質で録画することも可能になります。
DVDなら、HD映像の記録は無理です。
一方、画質の点でDVDとBlu-ray比較すると、もう一つ大きいな違いはビットレートです。
DVD-video規格の仕様では、ビデオ映像のビットレートが9.8 Mbps以下、Blu-ray規格の仕様では、ビデオ映像のビットレートが40 Mbps以下です。
つまり、1秒あたりの動画データには、ブルーレイディスクならDVDより4倍ほどのデータ量が含まれたため、細かなところまではっきりして綺麗と表現することが可能になります。
ブルーレイディスクを再生させることができる機器はブルーレイプレイヤー(ブルーレイレコーダー:ブルーレイ再生ができるだけではなく、録画機能も搭載)と呼びます。
DVDディスクを再生させる機器はDVDプレイヤー(DVDレコーダー:DVD再生ができるだけではなく、録画機能も搭載)と呼びます。
現在発売されているブルーレイプレイヤー(ブルーレイレコーダー)は、ブルーレイ再生のほか、DVDや音楽CDなどの再生にも対応できます。
しかし、DVDプレイヤー(DVDレコーダー)ではブルーレイの再生に対応できません。
このため、DVD/BDプレイヤー(レコーダー)って、どれがいいか迷った場合は、DVD・BD両方再生・録画に対応のブルーレイレコーダーを選ぶことをおすすめします。
以下はブルーレイレコーダーの選び方とおすすめ8選↓↓です。
もちろん、パソコンでブルーレイ/DVDを再生することができますが、ブルーレイをPCで再生する際にはブルーレイに対応したドライブやブルーレイ再生ソフトが必要になります。
デジタル放送でHDDに録画したTV番組をダビングする場合は、ブルーレイとDVDどっちを選ぶべきでしょうか。
一般的には、DVDの使用をオススメします。
ブルーレイには、解像度が高く、より容量の大きな映像を収録できるだけではなく、テレビドラマやドキュメンタリー、スポーツなどのハイビジョン番組やをそのままの画質で高速ダビングすることもできまが、ブルーレイディスクの耐久性が弱くて、最大書き換え回数もDVDより少ないです。
ヒント:DVD記録面を保護するカバー層の厚さは0.6mmに対して、Blu-rayのカバー層の厚さは0.1mmしかありません。非常に薄くてDVDより傷つけやすいです
また、録画用ブルーレイディスクの値段もそれほど安くはありません。
映画やアニメ、音楽ライブのDVDとブルーレイを買うならどっちがいいのでしょうか。
特に、長期アニメの発行巻数が多いので、ブルーレイを購入すると、かなりの費用がかかることがあります。
また、アニメ映像には元々色詳細や精細感などがそれほど高くありませんので、DVDを購入すると十分満足です。
DVDとBlu-ray比較し、ブルーレイ映像はDVDの6倍もの高精細度を実現し、細かいところまではっきり見えるほか、音質にも顕著な差はあります。
ブルーレイディスクに収録された音声は非圧縮のリニアPCMのほか、ドルビーTruHDやDTS-HDといったロスレス圧縮の音声フォーマットに対応できるため、映画の迫力や原音の美しさをそのままに再現できて、映画や音楽ライブをマスター・クオリティの高音質で楽しめます。