UniConverterは危険性あり??UniConverterはセキュリティ的に安全なのか検証!!
無料でも使える評判のいい動画変換ソフトーUniConverter。知名度も高いことから動画変換などにダウンロードを検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、ソフトの安全性は導入時にもちろん気になる点ですが「UniConverter」で調べると「ウイルス」や「危険」など、なにやら不穏なキーワードがサジェストされています。
今回の記事ではUniConverterはウイルスやマルウェアなどの危険性がないか検証するとともに、気を付けるべきポイントについて解説していきます。
<この記事の目次>[非表示表示]
そもそもUniConverterとは
UniConverter動作環境・価格
UniConverterは危険性があるのか
UniConverterのデメリット・評価
UniConverterを代替するソフトを紹介
まとめ
そもそもUniConverterとは
UniConverter(ユニコンバーター)とは、Wondershare社が販売している、多機能な動画の各種処理を行うソフトです。
Wondershareといえば、おしゃれな動画編集ソフトで有名な「Filmore」を思い浮かべると思います。動画編集ソフトの中では、比較的新参であるにも関わらず、使いやすさとおしゃれさで有名です。
UniConverterは、スーパーメディア変換ソフトの後継ソフトとして、動画共有ソフトからの動画ダウンロード、画面録画(Web録画)、簡易的な動画編集、DVD作成(コピー、リッピング)などの機能がたくさん搭載されております。
UniConverterでできることは以下の通りです。
- ✅ 動画・音声ファイルを変換
- ✅ 動画ダウンロード
- ✅ 動画圧縮
- ✅ 簡易的な動画編集
- ✅ パソコン画面を録画
- ✅ 動画からの音楽ファイルを抽出
- ✅ DVD・CD作成
- ✅ 動画やDVDなどを再生
- ✅ GIF作成や、ファイル転送、VR変換など
UniConverter動作環境・価格
UniConverterを軽く紹介していきましたが、次は「動作環境」「対応デバイス」「価格」などの大切なことを説明をしていきたいと思いますので、使う前に理解をしておくといいでしょう。
UniConverter動作環境
UniConverterの動作環境(対応デバイス)を把握して、スムーズに使うことをしていくといいでしょう。それでは、動作環境を紹介いたします。
Windows | Mac | |
OS | Windows7以降11対応(64bitのみ) | MacOS10.11以降(M1対応) |
プロセッサー | > 750MHz Intel or AMD CPU | > 1GHz Intel プロセッサー及びそれ以上 |
HDD空き容量 | 100MB 及びそれ以上 | 100MB 及びそれ以上 |
RAM | 256MB 及びそれ以上 | 512MB 及びそれ以上 |
日本語 | 対応 | 対応 |
UniConverter価格
UniConverterには「無料版」と「有料版」の2種類があり、UniConverterの無料版は使える機能がとても限られています。では、次は、UniConverterの価格や、無料版と製品版でどのような機能差があるのかをご紹介します。
UniConverter価格・無料版と有料版の違い
無料版 | 製品版(有料版) | |
---|---|---|
料金 | 無料 | 1年間プラン:5,380 円/年(税込) 永続ライセンス:8,280 円(税込) |
動画変換 | 1/3の長さまで | 無制限 |
動画ダウンロード | 1ファイルのみ | 無制限 |
動画圧縮 | 〇 | 〇 |
ファイル結合 | 不可 | 〇 |
画面録画 | 1分間まで | 無制限 |
DVD作成 | 不可 | 〇 | 高速化処理 | 不可 | 〇 | 透かしロゴ | 〇 | × |
UniConverter無料版は、ファイル形式変換や編集は動画全ての長さの3分の1までの長さまでしかできませんので、動画の一部だけを変換したい、編集したいということなら無料版でも十分に使えますが、動画をフルで変換したい、編集したいという場合には有料版を購入することがオススメです。
UniConverterは危険性があるのか
結論から申しますと、「決して危険性がないとは言えないが、UniConverterの安全性がかなり高いです。」
UniConverterは中華人民共和国 深センを本拠地とする中国企業「Wondershare Technology Group」の傘下にあたる「Wondershare Technology Co., Ltd」が展開するソフトウェアです。
「Wondershare(ワンダーシェア)」会社概要
- ● 【会社名】:ワンダーシェアーソフトウェア有限会社
- ● 【英語表記】:Wondershare Software Co., Ltd.
- ● 【事業所在地】:中華人民共和国 深セン
- ● 【代表者】:代表取締役:呉 太兵(ワンダーシェアー中国CEO)
- ● 【設立】:2003年
- ● 【従業員数】:500人
- ● 【事業内容】:ソフトウエア・システム・コンテンツならびに付帯サービスの企画・開発・販売
UniConverter安全性
「Wondershare」の危険性に関してですが、中国製で運営されているので、この製品の安全性を懸念する声もよくあります。
中国”系”ソフトとは、中国のIT企業が中国国外の現地法人からリリースしており、何らかの方法でユーザーの個人情報を中国政府に流出させているのではないかという”疑惑”を持たれているソフトです。中国”系”ソフトの中には悪意のあるものが多数存在します。
ただし、Wondershareのソフトウェアは、法人や政府機関から学術機関も利用されており信頼性の高さが覗えます。信頼性の高さでいえば、Adobeの製品に次ぐといっても過言ではないです。
さらに、Wondershareは世界中に支社を展開しており、日本の東京にも支社があるので、サポートもしっかりしているようです。企業の規模をみても信頼性の高い企業だということがわかります。
また、ソフトをインストール時などのウイルス感染の心配もないので、安心してお使いいただけます。
UniConverterのデメリット|UniConverterが「使えない」「怪しい」といわれる原因
Wondershareという企業としての面からはかなり信頼性のある企業であることが分かったと思います。しかし、UniConverter評価からみると、ユーザーの不満がネットに書き込まれていることも事実です。
UniConverterの評価一覧
- 「旧バージョンのものを使用していたが、PC更新の為に新バージョンを購入した。これをインストールする手順の煩雑なことにはウンザリ。製品を登録して、IDの発行を受け、さらに製品と引き換える・・・・。」
- 「永続ライセンス版を購入したのに全然アップグレード出来ない」
- 「前に購入してDVD→データの変換がスムーズだったがpcクラッシュとパッケージを嫁に捨てられる泣く泣く再度購入したが 今回 はDVD→データの変換が遅い&音ズレで話にならない」
- 「購入したのに登録出来ない。Amazonで買うなら、そのまま公式で買った方が良い。サポートに連絡しても連絡なし、公式で購入すればそのまま登録される」
- 「ファイルを変換するまでは順調でしたが、変換したファイルを再生すると音ズレや音飛びがひどく全く使えません。書き込みでは評価が良かったのでそれを信じてしまい失敗しました。」
UniConverterメリットとデメリット
UniConverterは一方、上記の評価の通り、UniConverterを使う際に、いろいろな不具合が発生するようです。
- メリット
- ✔ 直感的な操作性
- ✔ 動画変換の負担の少なさ
- ✔ ほとんどの動画フォーマットと音声フォーマットに対応
- ✔ 機能が豊富
- ✔ ファイルサイズや画質・音質にこだわった詳細設定ができる
- デメリット
- ✗ シリアル番号の登録が難しい・登録できないことがある
- ✗ サポートが悪い
- ✗ 変換できないことがある
- ✗ 変換した動画がうまく再生できない(音ズレ・音飛びなど)
- ✗ 初心者には難しいかも
- ✗ DVD再生できないことがある
- ✗ 少し時間がかかる
UniConverter不具合が出る、危険と感じる原因
UniConverterが危険と言われている主な原因は、主に下記のような基準から判断するかもしれません。
UniConverterは原則返金不可
公式サイトの返金要約すると、「ソフトが自分に合わなかった」だとか「自分のパソコンではうまく動作しなかった」といった理由でも、お客様のご都合による返金は原則としてお受け致しかねます。と公式表記されている為、受け付けてもらえません。ですから、このようなことに不満を持っている声があるのです。
広告が多いことへの不満
Wondershareは広告表示が多く、使えないという声がいくつか見受けられました。広告が頻繁に表示されるため、不満の声が飛び交っております。間違えて、広告をタッチしてしまったら危険だという声もあります。
使用するパソコンのスペック/環境が悪い
自分のパソコンのスペック/環境が悪くて、Filmoraが起動しないという口コミが見受けられます。使用するパソコンのスペック/環境が悪い場合、ソフトが起動しない・落ちるなどの不具合が派生する可能性が高いです。
UniConverterを代替するソフトを紹介
「UniConverter危険」「UniConverter個人情報漏れのリスクが高い」「UniConverter使えない」場合のために、次は代替ソフトを利用して効率かつ安全に動画の変換をするソフトをお勧めします。
使うソフト:「VideoProc Converter」
VideoProc Converterはwindows、Mac両方対象で、動画の変換を行う多機能な動画処理ソフトです。
- ● 公式サイト:https://jp.videoproc.com/video-converter/;
- ● 対応言語:日本語;
- ● 対応OS:Windows / Mac;
- ● 対応DVD:MP4、FLV、MPG、SWF、VOB、MOV、WMV、AVI、3GPなど、ほぼ全てのフォーマットの動画ファイルに対応。
-
VideoProc Converterで動画を変換:
1、「VideoProc Converter」を起動し、主画面の「ビデオ」をクリックします。
-
2、左上の「ビデオ」をクリックして変換したい動画を選択して追加します。そして「オプション」をクリックします。
-
3、「出力」から、出力形式をMP4、WMV、AVI、MKVなどの動画形式を選択します。
-
4、最後には「RUN」をクリックすると、動画の変換が始まります。
まとめ
以上、動画変換ソフトUniConverterはウイルスなどの危険性がないか検証・気を付けるべきポイントについて解説いたしました。
このページを読んだ後、UniConverter危険性について不明な場合は、UniConverterサポートセンターに問い合わせるという選択肢も考えてみましょう。
この記事を書いた人:ミツキ
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