【初心者】Windowsで動画・データをDVDに書き込む方法（無料なDVD書き込みソフトの紹介あり）

近年では、USBメモリや外付けハードディスク、クラウドストレージなどのデータ保存ツールが汎用されているが、DVDは古くから使われているデータ保存媒体であり、いまだに多くの人に利用されています。DVDメディアは比較的安価で、容量も大きく、多くのパソコンやDVDプレーヤーで再生することができます。また、データを書き込んだ後でも、簡単にアクセスできるため、バックアップやデータの共有にも役立ちます。
この記事では、Windowsパソコンを使っている人のために、Windowsで動画やデータをDVDに書き込める方法をご紹介します！Windowsで動画をオーサリングしてDVDに書き込む方法や、データを直接DVDに書き込む方法を分かりやすく解説しています。さらに、DVDを書き込むために必要なライティングソフトやフリーオーサリングソフトも紹介しています。無料で簡単にDVD作成をしたい方は必見です！

Windows DVD書き込み方法一〜データを直接にDVDに書き込む

まずはexe、word、動画、音声、画像フ、PDFなどのデータファイルやフォルダを直接にDVDに書き込む方法を紹介します。
Windows 11, Windows 10, Windows 8.1, Windows 8, Windows 7といったWindows OSでは、CD/DVDへの書き込み機能が標準搭載されています。利用するのはWindowsのエクスプローラーです。エクスプローラーを開いて、数クリックで、データファイルをDVDに保存することができます。
Windows 11のエクスプローラーでデータをDVDに書き込む方式としては、「ライブファイル システム形式」と「マスタ形式」という2つの方法があります。
まずこの2つの方式について詳しく紹介します。

�T.　ライブファイル システム形式(UDF形式)

ライブファイル システム (Live File System) とは、書き込み可能なDVD-RWやDVD+RWなどの再書き込み可能なDVDメディアにデータを書き込むためのファイル システムの一種です。
ライブファイル システムを使用すると、DVDメディアを使用した書き込みが、続けて行えるようになります。つまり、一部分だけを書き込んだDVD-RWやDVD+RWメディアを再度使用することができるため、書き込みを続けたい場合は、新しいDVDメディアを使用する必要がありません。
ライブファイル システム形式を使用してDVDにデータを書き込む場合、DVDをファイル システムとしてフォーマットする必要があります。このフォーマットにより、ディスクに必要な情報が書き込まれ、DVDメディアがライブファイル システム形式で使用できるようになります。
ライブファイル システム形式を使用する場合、DVDに書き込んだデータは直ちに利用できます。つまり、DVDメディアに書き込んだデータを直ちに確認したい場合は、このフォーマット形式が便利です。ただし、この形式では、書き込み可能なDVDメディアの容量が少し減るため、一度に多くのデータを書き込む場合は、マスタ形式を使用する方が良いでしょう。

CD-RメディアやDVD-Rメディアなど上書きのできないメディアでもデータを上書きができますが、実際にはデータが書き換えられているのではなく、古いデータは削除されずにメディア内に残っているため、ディスクの空き容量は減っていきます。

• 📰　Windowsパソコンでライブファイルシステム形式でデータをDVDに書き込む方法
• ❶　空白のDVDディスクをPCのDVDドライブに挿入して、Windowsのエクスプローラーを開き、DVDドライブをダブルクリックします。
• ❷　ディスクのタイトルを入力して、「USBフラッシュドライブと同じように使用する」を選択したら、「次へ」ボタンをクリックします。

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• ❸　「このフォーマットを続行しますか？」のダイヤログで「はい」をクリックします。

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• ❹　DVD初期化完了後、DVDドライブを開き、WindowsでDVDに書き込みたいファイルをドラッグ＆ドロップしたら、ファイルをDVDに保存することができます。コピペも勿論できます。

�U.　マスタ形式(ISO形式)

マスタ形式 (Mastered format) は、DVD-RやDVD+Rなどの一回限りの書き込み専用のDVDメディアにデータを書き込むためのフォーマット形式です。
マスタ形式を使用する場合、DVDメディアは一度だけ書き込みが可能となります。この形式では、書き込んだデータは確定的なものとなり、追加や変更ができません。一方、ライブファイル システム形式では、書き込んだデータを後から変更することができるため、再利用性が高くなっています。
マスタ形式を使用すると、書き込み可能なDVDメディアの最大容量を活用できるため、大量のデータを一度に書き込むことができます。また、DVDメディアに書き込んだデータは、ディスクを他のコンピュータに移しても簡単にアクセスできます。
また、マスタ形式で画像や音楽データをDVDに書き込んだら、PC のほか、一部の DVD プレーヤーで再生できます。 WMA、MP3、JPEG、WMV など、ディスクに追加したファイルの種類をデバイスがサポートしている必要があります。

• 📰　Windowsパソコンでライブファイルシステム形式でデータをDVDに書き込む方法
• ❶　空白のDVDディスクをPCのDVDドライブに挿入して、Windowsのエクスプローラーを開き、DVDドライブをダブルクリックします。
• ❷　ディスクのタイトルを入力して、「CD/DVDプレイヤーで使用する」を選択したら、「次へ」ボタンをクリックします。

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• ❸　DVDに書き込みたいデータをドラッグアンドドロップするか、コピーして貼り付けます。
• ❹　複製完了後、エクスプローラーでDVDドライブを開き、「管理」→「書き込みを完了する」の順でクリックしてください。Windows 11の場合は、「…」（もっと見る）→「書き込みを完了する」の順でクリックします。

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• ❺　最後には、「次へ」をクリックすれば、ファイルをDVDに書き込む作業が始まります。

Windows DVD書き込み方法二〜動画をオーサリングしてDVDに書き込む

WindowsでDVDに動画を保存する場合、単にデータを書き込むだけでなく、DVDプレーヤーで再生可能なフォーマットに変換する必要があります。この作業はオーサリングと言います。 これを行うには、DVDオーサリングソフトウェアを使用する必要があります。動画をオーサリングしてからDVDに書き込むことで、高品質かつプロフェッショナルなDVDを作成することができます。オーサリングとは、動画ファイルにメニューやチャプター、字幕などの情報を付加し、DVDとして再生するために必要なファイル構成を作成する作業のことです。オーサリングを行うことで、DVDには簡単な操作で動画を再生したり、特定のシーンにジャンプしたり、字幕を表示したりすることができます。

�T.　無料なオーサリングソフトおすすめ

ポピュラーに知られているのはオーサリングソフトを利用する方法です。これであれば初心者でもiPhoneの動画をDVDに焼けるので非常に便利です。ソフトウェアの概要、操作手順を説明していきます。

WinX DVD Author

Windows DVD書き込みフリーソフトWinX DVD Author

【価格】：無料
【対応OS】：Windows：Windows 7/8/8.1/10/11 (32bit / 64bit)
【対応DVD規格】：DVD-VIDEO
【対応言語】：日本語, 英語, イタリア語, 中国語, スペイン語, ドイツ語, フランス語

Windows版ダウンロード 公式サイト

WinX DVD AuthorはDigiarty社から開発したロゴなし、機能制限なし、完全に無料で利用できるオーサリングソフトです。WinX DVD Authorは、無料で利用できるオーサリングソフトの中でも、使い勝手の良いソフトウェアです。簡単な操作で動画をDVDに書き込めるだけでなく、DVDメニューデザイン、音声編集、字幕の追加、ビデオの結合、ビデオの編集などの機能も充実しています。さらに、多彩なテンプレートを使用して、メニュー画面やタイトル画面を簡単に動画をDVDに書き込むことができます。日本製のDVDレコーダーと相性が良くて、作成したDVDはPCだけでなく、家庭用DVDデッキ、DVDプレーヤー、レコーダーなどでも音ズレなく再生できます。

DVD Flick

Windows DVD書き込みソフトDVD Flick

【価格】：無料
【対応OS】：Windows 2000/XP/Vista/7/8
【対応DVD規格】：DVD-VIDEO
【製作者】：Dennis Meuwissen / Zathor
【対応言語】：英語（日本語パッチあり）

無料ダウンロード DVD Flick使い方

DVD Flickは日本だけでなく、世界中でもよく利用されている無料なオーサリングソフトです。直感的なインターフェースを備えており、ビデオファイルをDVDに書き込むために必要なすべての機能を提供しています。高画質且つ高速で動画をDVDに書き込むことができます。多くの動画フォーマットに対応し、自由度の高いカスタマイズが可能です。また、自動再生やカスタムメニューなど豊富なオプションを提供するため、ユーザーは自分の好みに合わせてWindowsで動画をDVDに書き込むことができます。

Windows DVDメーカー

Windows DVD書き込みソフトDVDメーカー

【価格】：無料
【対応OS】：Windows Vista/7、一部のWindows 8
【対応DVD規格】：DVD-VIDEO
【製作者】：Microsoft
【日本語】：対応

DVDメーカーでDVD書き込みできない対策

DVDメーカーは、簡単な操作でDVDを作成できるソフトウェアです。直感的なインターフェースを備えており、多数のビデオフォーマットをサポートしています。メニュー画面やBGMの挿入、トランジション効果の設定など、豊富な機能が用意されています。多彩なテンプレートを使用して、メニュー画面やタイトル画面を簡単に作成できます。また、ビデオの編集機能も充実しており、動画のトリミング、クロップ、音声調整などができます。Windows DVDメーカーは、Windows VistaとWindows 7のユーザーに標準で提供されていたため、無料で利用できます。ただし、Windows 8以降のバージョンでは標準で提供されていないため、ダウンロードして使用する必要があります。

�U.　オーサリングフリーソフトを利用してWindowsで動画をDVDに書き込む方法

上記では、3つの無料オーサリングソフトを紹介しました。ここでは、筆者がテストしたところで一番使いやすいWinX DVD Authorを使って、Windows 11で動画をオーサリングしてからDVDに書き込む方法を紹介します。

• 📰　WinX DVD Authorを使ってWindowsで動画をDVDに書き込む方法
• ❶　空白のDVD-RをPCのDVDドライブに挿入して、WinX DVD Authorを起動してください。「Video DVD Author」をクリックして、オーサリング機能を呼び出します。

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• ❷　「＋」ボタンによって複数の動画ファイルをソフトに追加してください。（二つ以上のビデオを同時に追加できる）
  　　 「>>」ボタンをクリックして、次のページへ行ってください。
  P.S. 「subtitle」によって「.srt」の字幕も追加可能

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• ❸　タイトルメニュー、チャプターメニュー、メニューのBGM、背景画像を設定してから、「>>」ボタンをクリックしてください。

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• ❹　日本はNTSC DVDをサポートするから、アウトプットファイルフォーマットを「NTSC」に選択してください。そして「Start」ボタンをクリックして、Windowsで動画をNTSC規格でDVDに書き込みがスタート！

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まとめ

この記事では、WindowsでDVDにデータを直接書き込む方法と、動画をオーサリングしてからDVDに書き込む方法について紹介しました。
データを直接DVDに書き込む方法には、ライブファイル システム形式とマスタ形式があります。
ライブファイル システム形式はExcelやWordなど、頻繁に更新するようなファイルをDVDに書き込む場合に、適した形式です。
マスタ形式は、WindowsでDVDへの書き込み速度が速くて、ファイル数が多かったり、データ容量が大きかったりしたら、マスタ形式でDVDに書き込みましょう。
動画をオーサリングしてからDVDに書き込む方法は、高品質かつプロフェッショナルなDVDを作成することができます。また、オーサリングソフトには、豊富な機能が搭載されているため、簡単かつスタイリッシュなDVDを作成することもできます。
いずれの方法でも、データや動画を保存し、バックアップや共有に役立てることができます。是非、この記事を参考にして、自分に合ったWindows DVD書き込み方法を見つけてみてください。

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この記事を書いた人：アキ

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