swf動画ファイルを再生する方法～ブラウザやswf再生ソフトでFlashファイルを開く
手元にある懐かしいいswfファイルを再生したくて、ここにたどり着いたでしょう。本文では、Windows / Mac / iPhone / iPad / Androidスマホ/タブレットでswf動画ファイルを再生する方法を紹介します。またIEブラウザでswf再生できない時の対処法も一緒に説明します。
swfファイルとは
swf動画ファイルをWindows/Mac/iPhone/iPad/Androidスマホ/タブレットなどで再生する方法を紹介する前に、swfファイルとは何なのか、一緒にチェックしましょう。swfとは「Small Web Format/Shockwave Flash」の略称で、アメリカのアドビ社が「フラッシュ」と呼ばれる技術によって作られたものです。拡張子は「.swf」です。
文字やビットマップ画像、ベクター画像、音声、動画、それらのレイアウトやアニメーションなどの制御情報を統合したマルチメディアファイルで、ActionScript（JavaScriptのAdobe方言）によるプログラムを格納することもできます。swf動画ファイルの仕組みは一般の動画形式とは異なっているので、Windows標準搭載のWindows Media Playerではswfを再生することができません。パソコンやスマホでswfフラッシュファイルを再生したいなら、下記の方法をご参照ください。
パソコン（Windows＆Mac）でswf動画ファイルを再生する方法
動画ファイルを再生するなら、通常メディアプレイヤーで開くでしょう。実はブラウザでも一部の動画ファイルを開くことができます。ここでは、パソコンでブラウザとswf再生ソフトを利用するという二つの方法を紹介します。
IEブラウザでswf動画ファイルを再生
ブラウザといえば、FirefoxやGoogle Chromeの方が人気があります。しかし、Google ChromeやFirefoxなどはフラッシュさのサポートを終了しました。通常設定では、swfというフラッシュファイルを再生することができません。今、swfフラッシュファイルをサポートするブラウザはあるでしょう。答えはもちろん「はい」でございます。それは、Windows 10/Windows 7/Windows 8/8.1で標準搭載の「Internet Explorer 11」です。難しい設定も必要なく、素早く視聴したいswf動画ファイルを再生することができます。それでは、Internet Explorer11でのswf再生方法をチェックしましょう。
- ☟ IEブラウザでswfフラッシュファイルを開く
- まず、ブラウザIE11を立ち上げます。そしてWindows 10/Windows 7/Windows 8でエクスプローラーから、swfファイルを保存しているフォルダを開き、再生したいswf動画ファイルをIE11にドラッグ＆ドロップします。そうしたら、swfファイルがIEで再生します。
- もし、すぐにswfの再生画面ができなくて、「このWebページはスクリプトやActive Xコントロールを実行しないように制限されています」という表示が出てswfファイル再生できない場合、「ブロックされているコンテンツを許可」をクリックすれば、swfフラッシュファイルを再生することができます。
デメリットswf以外の動画を再生することができない
メリット第三者ソフトのインストールが必要ない
IEブラウザでswf動画ファイルを再生できない時の対処法
しかし、一部のユーザーはIEブラウザで再生できないことがあります。ここでは、その解決方法を説明します。
IE11のブラウザでswfフラッシュファイルが再生できないとしたら、FlashプレイヤーをIE11で有効にする必要があります。
- ① IE11の右上にある歯車アイコンという「設定」ボタンをクリックして、「アドオンの管理」をクリックします。
- ② 「表示」の下にあるドロップダウンメニューを「すべてのアドオン」に選択します。
- ③ 「Shockwave Flash Object」をクリックします。（「Shockwave Flash Object」というのはFlashプレイヤーの別名です。）
- ④ 右下ないる「有効にする」ボタンをクリックして、IEブラウザを再起動したら、swf動画ファイルの再生機能が有効になります。
swf再生ソフトでswf動画ファイルを開く
swf再生ソフトと言ったら、公式のFlashプレイヤーであるAdobe flash playerが最も有名です。しかし、アドビでは 2020 年末に Flash Player のサポートを終了する予定です。今後、アドビフラッシュプレイヤーでは、swfファイルを再生することができません。
しかし、手元にある懐かしいいswfファイルをいつまでも開くことができるようにしたい、という人もたくさんあります。ここでは、swfファイルをサポートするほかの動画再生ソフトを利用して、swfフラッシュファイルを開く方法を紹介します。
おすすめのswf再生ソフト～5KPlayer
🗹 連続再生、リピート、シャッフル再生という3つの再生モード搭載
🗹 スクリーンショット機能で, swf動画を再生して, 好きなシーンをjpgで保存可能
🗹 swf動画ファイルに字幕を追加・設定することも可能
🗹 0.5～2.0の倍速でswfファイルを再生できる
🗹 swf動画を再生する位置を記憶して、次回の快速再生ができる
🗹 swf動画ファイル再生ウィンドウをtopに留まることが可能
🗹 動画画面を回転することができる
- ☟ 5KPlayerでswfフラッシュファイルを開く
- パソコンで5KPlayerを立ち上げて、swfファイル動画ファイルを5KPlayerの起動画面にドラッグ&ドロップしたら、swf動画が再生します。
メリットswfだけでなく、vvc, hevc/h.265などほかの汎用性の低い動画ファイルも再生可能
デメリット第三者ソフトのインストールが必要
- 【ダウンロード】Twitter, Facebook, Instagram, Bilibiliなどから動画/音楽をダウンロードして保存可能
- 【動画編集】初心者でも簡単にH.264のMP4動画ファイルをカットすることができる
- 【オーディオ再生】MP3、APE、FLAC、AACと他の音声ファイルも再生可能
- 【DVD再生】DVDディスク・ISOイメージファイル・video_tsフォルダ再生できる
- 【音源抽出】動画ファイルをワンクリックで音源を抽出し、MP3/AACに変換できる
- 【ミラーリング】AirPlay + DLNAで動画/音楽をストリーミング - ワイヤレスで、マルチスクリーンで同期再生可能
5KPlayerのほかの機能
モバイル端末（iPhone＆iPad＆スマホ＆タブレット）でswf動画ファイルを再生する方法
パソコンではなく、iPhoneやiPad、Androidスマホやタブレットなどのモバイル端末にswfファイルを保存していて、再生したい人もいるから、ここでは、iPhone/スマホでswf動画ファイルを再生する方法を紹介します。ここで利用するのはswf再生アプリです。
おすすめのswf再生アプリ～VLC
完全に無料で、スパイウェア、ウイルス、マルウェアなどは絶対ありません。検索機能あり、素早くswfファイルを再生することが出できます。再生スピード、画面の明るさ、音質などのカスタマイズは全部簡単にできます。外部から字幕をswfファイルに追加して視聴することも可能です。最も重要なのは、VLCメディアプレイヤーのインストールはただ数MBの容量を食います。では、VLCでswfフラッシュファイルを再生しましょう。
- ☟ VLCメデイアプレイヤーのアイコンをタップして起動
- 再生したいswfファイルのサムネイルをタップしたら再生スタート！
まとめ
パソコンやスマホでswfファイルの再生方法を身につけましたか。アドビのFlashプレイヤー終了やGoogle ChromeやFirefox、Microsoft Edgeからswfファイルの未対応により、現在はだんだんとswfファイルの再生方法が少なくなっているのが現状です。後もswfファイルを再生したいなら、できるだけswf動画ファイルをMP4など汎用性の高い動画ファイルに変換しておくことをおすすめします。
Winxvideo AI
パソコンで再生できないswf動画を素早く無劣化/高画質でMP4などの動画ファイルに変換できます。swf動画ファイルから一部だけを取り抜いたり、クロップしたりして、初心者でも簡単に編集することができます。
