4.7GBを超えたDVDを圧縮してコピーするためには、DVD Shrinkをどのように設定すればいいでしょうか。
DVDShrinkでDVDのリッピング後、どうすればDVDの書き込みを自動で始めますか?
DVD Shrinkはシンプルで使い始めたばかりの方でも利用しやすいDVDバックアップソフトです。無料でありながら必要十分な機能を搭載しており、メニュー・特典映像や本編などを含めたDVDのコンテンツを丸ごとコピーしたり、DVD/ISOファイルの容量を圧縮したい時に重宝します。
本記事では、
● より便利に利用するためのDVD Shrink初期設定方法
● DVDShrinkをDVDDecrypterと連携して自動書き込みする設定方法
をDVD Shrink設定に詳しくない初心者でも絶対わかるように解説します。DVD Shrinkをまだインストールしていない方はまず下のダウンロードボタンによって、DVD Shrink日本語版を無料ダウンロードしてインストールしてください。
DVD Shrink初期設定をするには、メニューバーの「編集」⇒「各種設定」をクリックすると、下図のような設定画面が表示されます。
この画面の各タブでDVD Shrink初期設定が出来ます。
選択ボックス@を変更することで、圧縮する目標サイズを設定できます。
DVD-5(4.7GB):片面1層(4.7GB)のDVDメディア(DVD-R、DVD+R、DVD-RW、DVD+RW、DVD-RAM)に書き込む場合は、DVD-5(4.7GB)を選択します。
DVD-9(8.5GB):片面2層(8.5GB)のDVDメディア(DVD-R DL、DVD+R DL)に書き込む場合は、DVD-9(8.5GB)を選択します。
Custom:お好きなのように任意のサイズに圧縮したい場合は、Customを選択します。右側のボックスAで期待のサイズを入力します。
圧縮した後は低品質な記録型ディスクに書き込みたい場合は、ここの目標サイズの数値を「4000」以下に変更することをおすすめします。
これで、容量オーバーで書き込みができないという事態を避けられます。
ほかのチェック項目はデフォルトのまま変更の必要はありません。
「プレビュー」タブのオススメDVD Shrink設定は、まず「ビデオと音声のプレビューを有効にする」にチェックを入れます。
これでDVD Shrinkのプレビュー機能を利用することができます。
そして上図に示すように、お使いの環境に応じて音声プレビューモードを選択します。
ここは、@で「ステレオ」、Aで「システムのデフォルトRendererを使用」を選択します。
「出力ファイル」に特にこだわりがなければデフォルト設定のままでも構いません。
このタブでは、DVDを開いた際に選択されるストリームの設定変更が可能です。
音声言語と音声形式を「全ての言語」、「AC3またはLPCM」を選択します。
字幕言語を通常は「全ての言語」を選択します。
必要がなければチェック@を外すことをおすすめします。
「ファイルI/O」タブでは、DVD Shrinkの書き込み設定とリッピング設定がが可能です。
上図に示すように、リッピング作業のパフォーマンスを向上するには、「非同期I/Oを有効にする」にチェックを入れます。
そして「DVDを開く際にRPC2ドライブのリージョンコードを確認する」にチェックを入れます。
DVD Shrinkで圧縮したいメディアファイルを選んだ後、以下のような画面になります。
画面右側の「圧縮設定」タブでDVD Shrinkの圧縮設定ができます。
非圧縮:圧縮を行ないません。
自動:初期設定のサイズで圧縮を行います。
カスタム:手動で圧縮率を自由に調整します。
スティルイメージ:選択したメディアファイルを選択したイメージで置き換えます。
スティルピクチャー:選択したメディアファイルを0.5秒間隔の靜止フレームで置き換えます。
初期設定の「各種設定」タブでは圧縮後の目標サイズをもう設定しておくと、ここでは「自動」を選択するればOKです。
「各種設定」タブDVD Shrink設定しないと、 「カスタム」を選ぶことをおすすめします。
下側のスライダスライダーをスライドしてDVD Shrinkの圧縮率を任意で設定できます。
「スティルイメージ」と「スティルピクチャー」って通常は使用しません。
DVD ShrinkをDVD Decrypterと連携して自動書き込みする設定方法をご説明します。
DVD Shrink使用後のDVDへの自動書き込みするには、「バックアップ !」をクリックすると、こちらの画面が出てきます。
「出力先デバイスの選択」タブの「出力先デバイスの選択」から「ISOイメージファイルを作成しDVD Decrypterで書き込む」を選択します。
出力先デバイスには、「ISOイメージファイルを作成しDVD Decrypterで書き込む」のほか、「ISOイメージファイル」、「ハードディスクフォルダ」という2つの選択肢が用意されております。
@「参照…」をクリックして、出力するイメージファイルの保存先を自分の分かりやすい場所に変更します。
「出力するイメージファイルの選択」から圧縮するファイルの保存先を自分の分かりやすい場所に変更します。
DVDリージョンコードに拘らないなら、@「リージョンフリー」にチェックを入れることをおすすめします。
@「品質を向上させるため、バックアップ前に詳細な分析を実行する」にチェックをいれます。
@にチェックを入れると、圧縮時間が長くなるかもしれませんが、より高画質な効果が得られますので、圧縮時間を気にしない方は@にチェックを入れることをおすすめします。
A「高品質適応性エラー保障機能を使用してビデオの圧縮を実行する」にチェックを外すします。
必要がなければ、@「バックアップを低優先度モードで実行する」とA「バックアップ終了後にPCをシャットダウンする」にチェックを外すことをおすすめします。
DVD Shrink圧縮が完了した時に音で知らせてもらうために、「終了後に音声を鳴らす」にチェックします。「参照」ボタンを押して、作業完了した時の通知音を変更することが可能です。
「書き込み」タブでは、ボリュームラベルの設定が出来ます。問題がなければデフォルトのままでも構いません。
DVD Shrink設定はこれで完了です。上記の方法で設定をすると、DVD Shrinkを毎回設定しなくても効率よく使えるようになるので、ぜひ参考にしてください。