MP4が再生できない？Windows Media PlayerにMP4コーデックをダウンロードする方法

Windows Media Playerは、Windowsに標準搭載されている便利なメディアプレーヤーですが、MP4ファイルを再生しようとすると「必要なビデオコーデックがコンピューターにインストールされていない」というエラーが表示されることがあります。これは、Windows Media Player用のMP4コーデックがインストールされていないためです。

この記事では、Windows Media PlayerにMP4コーデックをダウンロードする方法について詳しく解説します。さらに、コーデックがインストールできない場合の対処法も紹介します。

Windows Media Player用のMP4コーデックとは？

MP4ファイルの再生には、エンコードされた動画・音声データをデコードするためのコーデックが必要です。

MP4ファイルで使用できるコーデックは以下の通りです。

• ビデオコーデック：MPEG-1、MPEG-2、MPEG-4、H.264/AVC、H.265/HEVC、AV1など
• オーディオコーデック：AAC、AC-3、MP1、MP2、MP3など

Windows Media Playerが標準で搭載しているコーデックは以下の通りです。

• ビデオコーデック：DV、Motion JPEG、MPEG-4、H.263、H.264/AVC、VC-1、WMV、VP8
• オーディオコーデック：3G2、3GP、AAC、AMR、ALAC、FLAC、M4A、MP2、MP3、WAV、WMA

MPEG-4コーデックが使用されたMP4動画をWindows Media Playerでスムーズに再生することができます。

ただし、再生したいMP4動画に使われているコーデックが、Windows Media Playerに搭載されていないと、同じ形式であっても、そのファイルは再生できません。

その場合は、Windows Media Player用のMP4コーデックをインストールする必要があります。

Windows Media PlayerにMP4コーデックをダウンロードする方法は2つ

Windows Media PlayerでMP4ファイルを再生するために必要なコーデックをダウンロードする方法は以下の2つ。それぞれをご紹介します。

1．Microsoft Storeから必要なコーデックをダウンロードする

Windows 10 以降をお使いの場合、Microsoft Storeアプリを使用して必要なMP4コーデックをダウンロードすることができます。

以下の手順でWindows Media PlayerにMP4コーデックをダウンロードしてインストールしましょう。

• 1 ．スタートメニューから「Microsoft Store」を開きます。
• 2 ．Microsoft Storeの検索に「xx ビデオ拡張機能」を入力して、MP4再生に必要なコーデックを検索します。
• 3．「入手」ボタンをクリックすること、MP4コーデックがWindows Media Playerにダウンロードしてインストールされます。

• 注意：一部のMP4コーデックを入手するには、課金が必要となる場合があります。

2．多様なコーデックが収められたコーデックパックをダウンロードする

Microsoft Storeを使用できない場合、様々なコーデックが格納されたコーデックパックをインターネットからダウンロードすることで、Windows Media Player用のMP4コーデックを追加するもできます。

• 
  Windows10/11の無料コーデックパックおすすめ3選！代表的なコーデック一覧

  動画投稿やビデオ・音声編集、再生、録画などのさまざまなシーンでよく使われるコーデック、及びWindows10/11に最適なコーデックパックおすすめランキングについて紹介します。

今回は、無料で使える「Media Player Codec Pack」を例に紹介します。

• 1．ブラウザからhttps://www.mediaplayercodecpack.com/にアクセスしてMedia Player Codec Packをダウンロードします。
• 2．ダウンロードしたインストーラーファイルをダブルクリックして、インストールを開始します。
• 3．「Easy Installation」を選択して、「Next >」→「Next >」→「Decline」の順にクリックします。
• 4．確認ダイアログが表示されたら、右下の「はい」ボタンを押すとMedia Player Codec Packのインストールが完了します。 

注意： 一部のコーデックパックには、不要なツールバーやアドウェアが同梱されていることがあります。
さらにウイルス感染の可能性もあるので、必ず公式サイトや信頼できる提供元からダウンロードすることが重要です。

Windows Media PlayerにMP4コーデックをダウンロードできない時の対処法

もし、コーデックをダウンロードしてもWindows Media PlayerでMP4が再生できない場合は、動画変換ソフトでMP4ファイルをエンコードし直したり、MP4コーデックに対応しているメディアプレーヤーを使用したりすることで解決できます。

1．MP4ファイルをエンコードし直す

動画変換ソフトを使って、MP4ファイルをエンコードし直して、コンテナに格納されたビデオコーデックをMPEG4かH264に変更すれば、Windows Media Playerで再生できるようになります。

ここでは、「Winxvideo AI」というメディアファイル変換ソフトが使いやすくておすすめです。

• 
  Winxvideo AI - AIを活用した動画変換ソフト

  ほぼすべての映像・音声コーデックが搭載されているため、動画を素早く簡単にエンコードし直し、再生機器やメディアプレーヤーが対応している形式で出力できます。

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1．Winxvideo AIを起動して、メイン画面の「変換」をクリックします。

2．左上の「+ 動画」をクリックすることで、 エンコードしたいMP4動画を選択して追加します。ドラッグ＆ドロップでも動画を読み込むことが可能。

3．画面下部の「フォーマット」をクリックして、「通常の動画ファイル」→「MP4動画（H264）」→「OK」の順にクリックします。

• Windows Media PlayerがH.264およびAACコーデックに対応しているため、ここでは「MP4動画（H264）」を選択します。

4．保存先フォルダを指定して、「RUN」ボタンをクリックしてMP4動画のエンコードを開始します。

5．エンコードが完了したら、MP4ファイルをWindows Media Playerで開き、音声や映像が正常に再生できるか確認しましょう。

この手順で、Winxvideo AIを使ってMP4動画を簡単にエンコードし直すことができます。

2．ほかのメディアプレーヤーを使用する

Windows Media Playerの代わりに他のメディアプレーヤーを使用することを検討してみてください。例えば、以下のような人気のメディアプレーヤーがあります。

• 
  5KPlayer - 超軽量で多機能な無料メディアプレイヤー

  MP4、MKV、DVDなどの様々なメディアファイルをサポートしているので通常再生できない形式はほとんどありません。さらに、動画変換、画面ミラーリングなども対応しています。

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• 
  VLC Media Player - オープンソースのメディアプレーヤー

  MP4を含むほとんどすべてのメディア形式に対応しており、簡単にインストールして使用できます。

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まとめ

Windows Media PlayerでMP4ファイルを再生するには、対応するコーデックがインストールされる必要があります。Microsoft Storeか信頼できるサイトからコーデックをダウンロードすれば、簡単にMP4を再生できるようになります。

もしWindows Media PlayerにMP4コーデックをダウンロードできない場合は、動画をエンコードし直したり、他のメディアプレーヤーを利用したりするのも有効な解決策です。

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この記事を書いた人：ハルヒ

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