絶対できる!Windows 11でVRO動画を再生する方法(DVD-VR規格VRO再生対応)
Windows 11でVRO動画ファイルの再生方法に困っている?
この記事では、Windows 11パソコンでVRO動画を再生する方法を紹介します。また、VROファイルの特徴やWindows 11でVRO再生できない原因も紹介します。
目次
VROファイルについての紹介
Windows 11でVRO動画再生できない原因
Windows 11でVROを再生する方法
- 方法T. Windows 11でVROファイルの拡張子をmpgに変更
- 方法U. VROフォーマットに対応するWindows 11メディアプレイヤーを利用して再生
- 方法V. Windows 11でVROをMP4などの動画形式に変換
まとめ
VROファイルについての紹介
VROファイルとは「DVD-VR」という記録方式で記録された動画ファイルです。中身のコーデックはオーディオとビデオストリーミング用のMPEG-2です。拡張子は「.vro」です。日本の一般的なDVDレコーダーでは地デジテレビ番組を録画してDVDにダビングするにも「DVD-VR」という記録方式を利用しています。「DVD-VR」のディスクでは、「DVD_RTAV」というフォルダに、「VR_MOVIE.VRO」「VR_MANGR.BUP」「VR_MANGR.IFO」という3つのファイルがあります。「.VRO」ファイルはDVD-VIDEO方式のDVDにある「.vob」ファイルと同じ、音声と動画データを収納しています。メタデータとクリップナビゲーションマーカーは、「VR_MANGR.IFO」に保存されます。なので、VROファイルはIFOファイルと連携して働きます。
動画ファイル | VRO |
---|---|
拡張子 | .vro |
コーデック | MPEG-2 |
記録方式 | DVD-VR |
Windows 11でVRO動画再生できない原因
もしVRO形式変換もしていないし、Windows 11標準搭載のWindowsメディアプレイヤーとWindowsフォトアプリでは、VRO動画が再生できないなら、それは、VROファイルがCPRM(著作権保護)がかかっているからかもしれません。
Windows 11でVRO動画再生できないその他の原因
● Windowsレジストリ内のVROファイル参照が無効になっている(Windows OSの"電話帳")
● Windows レジストリ内の VRO ファイルの説明が削除された
● VLC Media Player またはその他のVRO関連プログラムが正確にインストールされていない
● VROファイルが破損している
● VROファイルがマルウェアに感染されたのでWindows 11でVROファイル再生できない
● VRO に関連するハードウェアにデバイスドライバが破損している
● システムリソースが不足している
Windows 11でVROを再生する方法
VROファイルはmp4やMOVなどのような一般の動画ファイルと違って、海外では流行っている主流動画形式でもないし、地デジ録画してダビングしたDVDなら更に著作権保護も託されています。Windows 11でVROファイルを再生するには専用のソフト或いは変換する必要があります。これからはWindows 11でVRO動画を再生する方法を詳しく紹介します。
方法T. Windows 11でVROファイルの拡張子をmpgに変更
もし再生したいVROファイルは地デジ録画のダビングDVDではなく、一タイトルのVROファイルなら、VROファイルの拡張子「.vro」を「.mpg」と書き換えてみましょう。
早送り等制限はできる場合がありますが、動画ファイルがMPEG2コーデックなので、MPEG2対応の動画再生ソフトであれば再生できることがあります。
方法U. VROフォーマットに対応するWindows 11メディアプレイヤーを利用して再生
デジタル放送番組を録画ダビングしたDVDに保存しているVROを再生するにはどんなメディアプレイヤーが使えるでしょう。
デジタル放送のコンテンツに、著作権保護機能(CPRM)が組み込まれているため、CPRM対応の再生ソフトを用いないとみることはできません。
無料なVLCメディアプレイヤーは対応できるフォーマットが豊富で、VROにも対応できるが、Windows 11パソコンでCPRMに保護されたVROファイルを再生したら、画面が真っ黒におちてしまって、再生できません。
著作権保護に対応するためには、結構な費用(ライセンス料)がかかるので、
フリー(無償)でCPRM対応のメディアプレイヤーを提供する会社はないと思います。
著作権保護に対応したソフトは、市販品しかありません。
ここでおすすめのWindows 11対応で有料なVRO動画再生ソフトはPowerDVDです。
- 📰 PowerDVDの概要
- 【開発者】:CyberLink(サイバーリンク)
- 【価格】:無料
- 【対応OS】:Windows 11/10/8.1/7(64bitのみ)、xpと98等古いOSに関してはPowerDVD20〜3であれば対応しているが最新版は非対応。
- 【対応する形式】:DVD:DVD-VR(CPRM保護されたVRO再生可能), DVD-VIDEO
動画:VRO, 3G2, TPD, WTV, VC1, MPE, WM, VOB, AVI, MPG, DAT, VRO, MKV, MP4, MP4V, TS, TTS, QT, DIV, DIVX, DVR-MS, WebM, FLV, M2T, M2TS, M4V, TP, 3GP2, ASF, MOD, MOV (H.264), 3GP, 3GPP、MPEG、MPV、MTS、TOD、TRP、M2P、WMV
写真: PEF, JPG, TIFF, CR2, DCR, DNG, SR2, ERF, KDC, MEF, MRW, NEF, JPEG, ORF, RAF, RAW, RW2, CRW, SRF, X3F, ARW, BMP, PNG, TIF
音楽: OGG, WAV, FLAC, MP3, APE, M4A
PowerDVDを使ってWindows 11でVRO動画を再生する方法
- PowerDVDをWindows 11パソコンにインストールします。VROファイルを右クリックして、「PowerDVD」によってVROファイルを開き、動画を再生します。
方法V. Windows 11でVRO動画のCPRMコピーガードを解除
VROファイルにはCPRMにもかかっているし、主流動画形式でもありません。Windows 11でVRO動画を再生するには、VRO動画にかかっているCPRMを解除してから、VROの拡張子を「.mpg」に変更します。
ここでおすすめのWindows 11対応CPRM解除フリーソフトはCPRM Decrypterです。
- 📰 CPRM Decrypterの概要
- 【価格】:無料
- 【対応OS】:Windows XP 以降
- 【対応するDVD種類】:DVD-VRのDVD
- 【出力形式】:VRO
- 【DVDコピーガード】:CPRM
- 👇 CPRM Decrypterを使ってWindows 11でVROのCPRM保護を回避する方法
- ❶ 「ドライブを設定」の下にある「▼」アイコンによって、順調に再生できないDVDをCPRM Decrypterに追加します。
- ❷ 「出力先フォルダを設定」の下にあるフォルダのようなアイコンによって、出力ファイルの保存先を設定します。
- ❸ 下部のディスク→HDDのところにある開始ボタンをクリックしたら、CPRMコピーガードが解除されて、VRO動画をWindows 11パソコンに取り込むことができます。
まとめ
以上はWindows 11でVRO動画を再生する方法のご紹介です。
拡張子の変更、VROのCPRMコピーガード解除、CPRM対応のメディアプレイヤーという3つのVRO再生方法もあって、自分にあった方法を選択しましょう。
それでもWindows 11でVROファイル再生できないなら、お気軽にご連絡ください。
Windows 11/10対応フリーメディアプレイヤー5KPlayer
【対応形式】:DVD, mov, mp4, webm, flv, avi, wmv, mkv, mt, m2ts, mxf, swf, vob, mpg, rm, 3gp, mp3, aac, ac3, ogg, flac, alac, wav, m4a...
【他の機能】:簡単な動画編集、動画&音声ダウンロード、DLNA/Airplayミラーリング、動画&音声管理、iPhone画面録画
この記事を書いた人:アキ
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