【Windows10対応】DVDプレイヤーで再生できるようにDVDの焼く方法|絶対失敗しない!
「Windows10でDVDプレイヤーで再生可能なDVDを焼くにはどうしたらいいのでしょうか?」という質問がよく聞かれました。
iPhone/iPadからの動画や、結婚式ため編集した動画、ネットで保存した動画など、DVDプレイヤーで再生するには、DVD-Video形式でDVDを作成する必要があります。すなわち、オーサリングという作業を行わなければなりません
しかしながら、オーサリングが必要とわかりましたが、どのようにすればいいでしょうか?
そこで今回の記事は、Windows10でDVDプレイヤーで再生できるようにDVDの焼く方法を紹介します。また、DVDプレイヤーで再生できない問題を避けるために、DVDを焼く前に知っておくとべきことをまとめ紹介します。
失敗しない!DVDを焼く前に知っておくとよいこと
Windows10で焼いたDVDを成功にDVD プレイヤーで再生できるようにするには、以下のポイントを覚えておきましょう。
1.DVDオーサリング作業を行う必要がある
先に書いた通り、DVD オーサリングとはDVDプレイヤーで再生可能な形式のデータを作成することです。
DVD オーサリングは、動画データに加えて、音声や字幕、画像などを組み合わせて一つのコンテンツにまとめていくことです。また、メニュー画面の構築や、言語の切り替え、字幕のオン・オフなどといった機能が追加されます。
DVD オーサリングはオーサリングソフトを使って行いますが、無料のものから有料のものまでさまざまがあります。ちなみに、Windows10の標準機能で書き込んだDVDは、基本的にはDVDプレイヤーで再生することはできません。
そのため、代表的なDVDオーサリングソフトをおすすめします。
- 📀 WinX DVD Author:初心者に一番おすすめ!機能が豊富な上に、使い勝手が最も良い!
- 📀 DVD Styler:有料のものに負けない高度なメニュー作成機能がある。
- 📀 DVD Flick+ImgBurn:定番なDVDオーサリングソフト!DVDを焼くための最低限な機能が搭載!
- 📀 DVD Memory:メニュー編集に用意されたテンプレートが非常に多い!動画編集機能も搭載。
2.DVDプレイヤーと相性が良いDVDディスクを選択する
お使いのDVDプレーヤーによって、再生できるDVDの種類が異なります。作成しようとしているDVDが、お使いのDVDプレイヤーで再生できるDVDの種類に、該当するかどうかを確認します。
DVDには、DVD-R/RW/RAM、DVD+R/RWなどたくさんの種類があります。
DVD-R(4.7GB)は再生の互換性の高いので、基本的に家庭用DVDプレイヤーで再生することができます。価格も比較的に安いので、おすすめします。
その他、DVDの記録形式は大きく分けて、ビデオDVD(for VIDEO)とデータDVD(for DATA)の2種類があります。DVDプレイヤーで再生して見るには、ビデオ用DVDを選択しなければなりません。
結論から言うと、DVDプレイヤーで再生できるようにするには、お使いのDVDプレイヤーと互換性のあるDVDディスクを選択する必要があります。
3.ファイナライズ処理をしなければならない
お使いのディスクがDVD-RやDVD-RWの場合、ファイナライズ処理を行っていないと、それを作成したWindows10パソコン以外の機器では再生することができません。
ファイナライズとは、他の再生機器でも見られるようにする、いわば仕上げ作業のことです。
基本的には、ファイナライズ処理はDVDを作成する際にオーサリングソフトでによって自動で行います。(上記紹介したオーサリングソフトはどちらもファイナライズ処理ができます。)
- 📝 Windows10でDVDファイナライズの確認方法:
- 1、エクスプローラーを開き、ディスクを挿入したドライブ名を右クリックし、プロパティを選択します。
- 2、表示されたディスクのプロパティの「空き領域」が0バイトになっていれば、追記可能な領域は残っていないという意味になり、ファイナライズされているということになります。
関連記事:Windows10でDVDをファイナライズする方法〜テレビや他のDVDプレーヤーで見られる!<<
Windows10でDVDプレイヤーで再生できるように焼く方法
ここでは、Windows10でDVDプレイヤーで再生できるようにDVDの焼く手順を紹介します。
上記推奨したDVDオーサリングソフトの中から、無料なWinX DVD Authorと、有料なDVD Memoryを選んでDVDの焼く方法を紹介します。
無料なオーサリングソフトWinX DVD Author
- こんな方におすすめ
- お金をかけずに自分で本格的なDVDを作りたい;
- 複雑な手順を踏まずに動画をDVDに焼きたい;
WinX DVD Authorを使って、Windows10でプレイヤーで再生できるDVDを焼く方法
Step1ブランクDVDをWindows10にセットします。WinX DVD Authorを起動して、メニュー画面の右部にある「Video DVD Author」をクリックします。
Step2左下の「+」をクリックして、DVDに焼きたい動画ファイルを選択して読み込みます。読み込んだ動画ファイルは右部に並べて表示されます。
次は細かい設定項目を紹介します。
- @「開始時間と終了時間」で動画の再生時間を調整可能です。
- 画面のアスペクト比を4:3か16:9を選択できます。(現在は基本的にHDサイズ(16:9ワイドスクリーン)に設定することが多いです。)
- 「黒いボーダー」は「4:3標準スクリーン」にチェックが入っている場合のみに有効になるものです。
- DVDのメニュー画面を作成したい場合、「DVDメニューを生成する」にチェックを入れましょう。
- A「+」と「−」が動画ファイルを追加したり、削除したりすることができます。「↑」と「↓」が動画再生の順番を変更できます。
- B DVD-5 ( 片面一層式 ) または DVD-9 ( 片面二層式 )のどちらかを選択します。
Step3ちなみに、各動画ファイルの左側にある「subtitle」をクリックして、「.srt」の字幕が追加可能です。
Step4「DVDメニューを生成する」を有効にする場合、「>>」をクリックしたら、メニューの編集画面が表示されます。ここでは、メニューの背景画像や字幕・音楽(BGM)の追加、タイトルメニュー・チャプターメニューの切り替えなどの編集を行えます。
デフォルトでも最低限のボタンなどは配置されているので、時に設定をしない方は「>>」を押してスキップしましょう。
Step5最後には、「DVD-BUILDER」の画面が表示されます。「出力フォーマット」のところで「NTSC」にチェックを入れて、「Start」ボタンを押すと、DVDへの書き出しがスタートします。
有料なオーサリングソフトDVD Memory
- こんな方におすすめ
- テンプレートを使っておしゃれなDVDを作成したい;
- 動画を簡単に編集してからDVDを作成したい;
DVD Memoryは有料なオーサリングソフトですが、無料体験版が提供されています。一度使ってみてから、有料版の購入を検討したほうがいいです。
DVD Memoryを使って、Windows10でプレイヤーで再生できるDVDを焼く方法
Step1空のDVDディスクをWindows10にセットします。DVD Memoryを起動し、「DVDディスクを作成」を選びます。
Step2焼きたい動画ファイルを直接ドラッグ&ドロップするだけで追加します。読み込んだ動画ファイルは左部に表示されます。
画面上部の「メニュー」をクリックし、画面右側のメニューテンプレートからお好きなのをダブルクリックして適用されます。メニュー画面のテキストなどをクリックすると、編集することも可能です。
Step3最後は「作成」ボダンをクリックし、Windows10でDVDプレイヤーで再生できるDVDの焼く作業が開始されます。
まとめ
この記事の内容を参考にして、Windows10でDVDプレイヤーで再生できるようにDVDディスクを簡単に焼く方法について紹介しました。
DVDプレイヤーで再生して見られるには、DVDオーサリングという、動画データにメニュー画面やチャプター、副音声や字幕などの情報を加えて1枚のDVD-Videoを作り上げる作業が必要です。
これは特別難しいわけではありません。簡単にまとめては、
- データ(動画、音声、映像など) → DVDオーサリング → DVD-Video形式(VIDEO_TS、AUDIO_TS) → DVDライティング(データ書き込み) → DVD
という工程になります。
DVDを焼く前に、お使いのDVDプレイヤーと互換性のあるDVDディスクを選択したり、ファイナライズ処理をしたりするなども、注意すべき点です。
ぜひ今回の記事を参考にして、実際にDVDオーサリングソフト(WinX DVD Authorなど)を使って、DVDプレイヤーで再生できるDVDを焼きましょう。
この記事を書いた人:スズメ
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