Winxvideo AIマニュアル|動画変換&動画編集&音声変換のやり方
【動画変換-Winxvideo AI操作ガイド】
Winxvideo AI使い方の動画変換&編集篇です。Winxvideo AIを利用して、MKV, TS, AVCHD, MP4, MOV, AVI, FLVなどの動画を変換する方法, 動画カット/クロップ/回転/字幕追加などの動画編集のやり方を詳しく解説します。
まず、起動画面で「変換」をクリックしてください。
1.画面説明
エリアA:入力方式
エリアAはWinxvideo AIの動画機能が対応している入力方式です。「動画」「動画フォルダ」「音楽」という3つの入力方式があります。
「クリア」ボタンをクリックしたら、追加したファイルがソフトから削除します。
エリアB:ソースファイル情報
エリアBは追加したファイルの詳細情報です。
左はソースファイルの詳細です。「Video」「Audio」「字幕」の後ろにある上下の▲アイコンをクリックしたら、動画のオーディオトラックとオーディオトラック及び字幕を選択することができます。
右は出力ファイルの情報です。.webmは出力されたファイルのフォーマットです。VP8, VORBISは出力動画のビデオコーデックとオーディオコーデックで、1280×720は出力動画の解像度で、00:00:09は出力動画の長さです。
出力フォーマットの後ろにある筆のアイコンによって、「名称&タグ」の画面がポップアップして、出力ファイルのカバーとタイトル、監督、ジャンルを変更することもできるし、ファイルにコメントを追加することもできます。また、「挿し絵を追加する」によって、動画のカバーをパソコンに保存した画像に変更することもできます。
「codec/オプション」という設定アイコンをクリックしたら、「フォーマット」の画面がポップアップして、出力ファイルのビデオコーデック、ビットレート、フレームレート、解像度、アスペクト比、オーディオコーデック、サンプルレート、チャンネル数など細かく設定して、出力ファイルの画質と音質を調整することができます。
ご注意:ビデオコーデックによって、一部の設定ができない場合があります。
「codec/オプション」の下にある▲アイコンによって、結合したい動画の順番或いは動画変換の順番を変更することができます。
「効果、透かし、トリミング(カット、切り取り)、クロップ、回転、字幕」などのよな編集機能も備えています。その文字をクリックすれば機能画面がポップアップします。また再生スピード&ボリュウム調整、音ズレ修正などのこともできます。具体的方法はここをクリックしてください。
ちなみに、トリミングしたり、エフェクト追加したりして、ビデオを加工したら、 動画の下では編集したものが表示します。その 処理したところを削除したい場合、マウスをその処理のところに移行し、「⛔」をクリックしたら 、その効果が撤去されます。
エリアC:プレビューウィンドウ
再生ボタンをクリックしたら追加した動画/音楽が再生します。追加したファイルが動画であれば、カメラアイコンをクリックしたら再生している画面が画像フォーマットでパソコンに保存します。詳細の動画画像抽出方法はここをクリックしてください。
エリアD:ハードウェアアクセラレーションや高品質エンジン、コーデックのコピーなどの設定
「ハードウェアアクセラレーションエンジン」の下にある「Nvidia/Intel/AMD」にチェックを入れたら、ハードウェアアクセラレーションが有効になって、DVDコピー/DVD変換のプロセス(デコード・カスタマイズ・エンコード)はGPUで処理し、CPUやメモリの負荷をかなり減らします。同時に、H.264、H.265/HEVCに変換するプロセスのスピードは最大ハードウェアアクセラレーション無効する時のスピードの5倍になります。
ただし、ハードウェアアクセラレーションに対応するのは一部のハードウェアです。お使いのハードウェアはそのWinxvideo AIのハードウェアアクセラレーションをサポートするかどうかは「オプション」ボタンでチェックできます。
Intel、Nvidia、AMDの下にある「エンコード/処理/デコード」にチェックを入れることができるなら、そのGPUハードウェアアクセラレーション技術をサポートします。動画をH.264、H.265/HEVCに変換する時、「Nvidia/Intel/AMD」にチェックを入れることをおすすめします。
「高品質エンジンを使う」にチェックを入れたら、出力した動画はわりと高画質&高音質になります。
「インターレース解除」にチェックを入れたら、再生する時に横方向のギザギザ(コーミングノイズ)が出る動画のインターレースを解除し、パソコンで動画が綺麗に再生できます。
「結合」をクリックしたら、Winxvideo AIに追加した動画が一つにまとめて結合します。
「自動コピー」を選択したら、出力プロファイルのコーデックとマスタービデオのコーデックが同じで、編集などはしていない場合、Winxvideo AIはマスタービデオのコーデックを丸ごとコピーして、ビデオもオーディオも再エンコードしなく、超高速でビデオとオーディオの品質を1:1無劣化でキープします。
「書き出しフォルダ」のところには「参照」と「開く」があります。「参照」ボタンによって、変換した動画の保存先を変更することができます。「開く」をクリックしたら、変換した動画の保存フォルダが開きます。
エリアE:出力フォーマット設定
エリアEは出力ファイルの形式を指定します。ご希望の出力プロファイルが表示された画面にない場合、「フォーマット」で全てのプロファイルを展開してください。
「よく使われるプロファイル」:汎用性の高い動画と音声フォーマット
「デバイスプロファイル:Apple、HUAWEI, SAMSUNG, SONYなどのデバイスに最適したプロファイル
「ウェブ動画プロファイル」:YouTube、Facebook, Vimeoなどにアップロード可能な動画ファイル形式
「通常の動画プロファイル」:DVD、4K、TV動画などに最適したプロファイル
2. 動画変換
step @. ファイル追加
メニューバーにある「+動画」或いは「+動画フォルダ」をクリックして変換したい動画を選択してWinxvideo AIに追加します。
※補足:動画ファイルを選択する時、キーボードの「Ctrl」キーを押しながらマウスでクリックしたら、複数の動画ファイルを選択し、動画ファイルを同時に追加することができます。
一部主流でない動画フォーマットが上記の方法で追加できない場合、パソコンのエクスプローラーから変換したいファイルをドラッグ&ドロップしてWinxvideo AIに追加することができます。
step A. 出力プロファイル選択
下部で、「よく使われる」「ビデオ」「デバイス」「音楽」などから、汎用の動画&音声形式が素早く選択できます。
もしご希望のフォーマットが見つからない場合、「フォーマット」をクリックして、全ての対応フォーマットが展開されます。必要によって出力プロファイルを選択してください。
step B. 画質&音質設定
HandBrakeにも負けない、上級者に向けのスペックカスタマイズ機能が備えています。
出力プロファイルを動画形式に選択した後、「codecオプション」をクリックしたら出力動画の画質や音質をカスタマイズできます。
ビデオコーデック、ビットレート、フレームレート、解像度、アスペクト比、オーディオコーデック、サンプルレート、チャンネル数は自由に設定できます。
「品質」のところで、品質を調整したら、ビットレートが「自動計算」する場合、後ろの「目標のビットレート」は自動的に計算します。
また、「ビットレート」のところで「手動設定」を選択して、後ろの「目標のビットレート」で数字で入力して、必要なファイルサイズにすることができます。ファイルサイズ=ビットレート(kbit/s)×ビデオファイルの長さ(s)
1000 kbit=1 Mbit
「手動設定」になる場合、VBR(Variable Bitrate)かCBR(Constant Bitrate)か、設定することができます。
VBRは可変ビットレートで、CBRは固定ビットレートです。
VBRのメリット:@ファイルサイズが同容量ならば固定ビットレート(Constant Bitrate, CBR)と比較して高品質となる A品質を一定に保てる B符号化の時に処理が高速
VBRのデメリット:@圧縮後のファイルサイズの予測が困難 A復号の時に処理が複雑
step C. 名称&タグ
出力フォーマットの後ろにある筆のアイコンによって、「名称&タグ」の画面がポップアップして、出力ファイルのカバーとタイトル、アーティスト、ジャンルを変更することもできるし、ファイルにコメントを追加することもできます。また、「挿し絵を追加する」によって、動画のカバーをパソコンに保存した画像に変更することもできます。
step D. 動画変換開始
右下のブルーの「RUN」ボタンをクリックしたら動画変換開始。
3. 動画編集
まず「出力」で出力形式を希望の動画形式に選択してください。そして、「codec/オプション」という設定アイコンをクリックして、ポップアップされた画面の上部にある「動画編集」をクリックしたら、動画の取り切り、エフェクト追加、テキスト・画像追加などのような動画編集機能が利用できます。
また、「効果」「透かし」「トリミング」「クロップ」「回転」「字幕」などをクリックしたら、直接に動画編集機能を利用することもできます。
3-1. 動画&音声(回転・反転・再生スピード・音ズレ修正・音声無効)
・スースビデオの音量が小さすぎる或いは大きくすぎる場合、「音量」の後ろのアイコンをドラッグ&ドロップして、マスター動画のボリュウムの25%〜400%に調整することができます。
・再生速度はソース動画のスピードの0.1〜16倍の範囲で調整できます。
・マスター動画が音ズレした場合、「音声遅延」の後ろにある数字をキーボードから入力して、音声を動画より最大10000 ms(10秒)に遅延することができます。
・マスター動画の音声を無効にしたい時、「全てのオーディオトラックを無料にする」にチェックを入れたら、動画の音声トラックが削除し、今後他の音声を動画に合成することが簡単にできます。
3-2. 効果(エフェクト)
グレースケール、色反転、ノイズ、ミラーリング、CMYK、レンズ補正、ビネット、着色、エッジ検出、エンボス、ビンテージ、ペンキ、鮮明化、ブラー、テクニカラーなど16種類のエフェクトが内蔵し、必要によってご自由に動画に付けられます。
またビデオの明るさコントラスト、色調、ガンマ、彩度もここでカスタマイズできます。
3-3. 字幕(assやsrt形式の字幕を動画に追加)
パソコンに保存してsrtフォーマットの字幕も動画に追加することができるし、「字幕ファイル検索…」でネットから映画やTVドラマの字幕をダウンロードすることもできます。
★ ちょっと説明したいこと
「内蔵(内部字幕)」と「字幕トラック(外部字幕)」があります。
「内蔵」とはその字幕を動画に一体化しているのです。その後、動画からその内蔵字幕をエクスポートすることはできません。動画を再生する時、その字幕をオフにすることもできません。
ちなみに、内蔵字幕は最大3つに追加することができます。
「字幕トラック」はオーディオトラックのように、再生する時選択することがあります。またメディアプレーヤーで動画を再生する時、字幕をオフにしたり、文字のサイズや色を変更したりすることも可能です。勿論Winxvideo AI のような動画ソフトで字幕を.ass/.srtファイルにエクスポートすることもできます。
🎬 A. ソース動画に字幕が内蔵している
マルチトラック対応のMKV, MP4などの動画に元々字幕が内蔵している場合、保留したい字幕にチェックを入れたらいいです。
🎬 B. ローカルから字幕ファイル追加
PCに保存している.ass/.srt字幕ファイルを動画に追加したい場合、「字幕ファイル追加...」をクリックして、ポップアップされた画面で、追加したい.ass/.srt字幕ファイルを選択して、「開く」をクリックしたら、字幕がソフトに表示します。
またその字幕を内蔵字幕に設定すれば、字幕の位置、フォント、色、サイズを全部変更できます。
🎬 C. ネットから必要な字幕ファイルをダウンロードして追加
字幕検索してから追加。Winxvideo AIはネット上にある映画やドラマの字幕をダウンロードして動画に追加することができます。まず「字幕ファイル検索...」をクリックしてください。そして、
@ 映画やドラマのタイトルを入力してください。
A 字幕の言語を選択してください。
B 「検索」をクリックしてください。
C 追加したい字幕を選択してください。
D ダウンロードをクリックしたら、ネットから字幕をダウンロードし始めます。
3-4. トリミング(切り取り、動画の要らない部分カット)
動画を時間軸でのトリミングをして、複数のクリップを結合できます。
まずタイムラインのところで、オレンジの台形をドラッグ&ドロップして、残りたい動画の開始時刻と終了時刻を設定します。
そしてタイムラインの後ろにある「+トリミング」をクリックしたら、先選択したクリップはソフトの下に表示します。再びタイムラインで開始時刻と終了時刻を設定してクリップ映像を複数追加できます。
クリップ一覧表にある「▲」「▼」のアイコンによって、選択した動画の順を変更してクリップ映像を一つにまとめます。
3-5. クロップ(必要な画面だけを拡大)
クロップという機能は、映像フレームの境界にある黒色の帯を取り除く、またはフレームサイズを画面サイズに合わせます。
「クロップを有効にする」にチェックを入れて、クロップ機能を有効にします。
スケーリングという機能は、アスペクト比を変更せずにフレームサイズを変更します。
レターボックス検測とは映像の上下に追加した黒帯を検測します。
3-6. 透かし(ウォーターマーク)
動画に画像・テキスト・タイムコードを追加することができます。
テキスト入力の後ろにある「A」というボタンによって、文字のフォント、色、サイズも変更できます。
ご注意:テキスト、画像、タイムコードの中から一つだけ追加可能!
🍅 A. テキスト追加
🍅 B. 画像追加
🍅 C. タイムコード追加
3-7. 動画結合
@ 「+動画」/「+動画フォルダ」によって、結合したい動画ファイルをWinxvideo AIに追加します。
🍅 「codec/オプション」の下の▲▼によって、結合動画の順位を変更することができます。
A 下部の「よく使われる」/「ビデオ」で出力フォーマットを選択してください。
🍅 無劣化で動画結合したいなら、出力ファイルのコーデックを入力動画と同じに設定してください。
B 右側の「結合」にチェックを入れてください。
🍅 出力ファイルのコーデックを入力動画と同じに設定している場合、「自動コピー」にチェックを入れたら、エンコードしないで、動画を結合します。
C 「RUN」ボタンをクリックしたら複数の動画が一つに結合されます。
4. 画像抽出
動画ファイルをWinxvideo AIに追加したら、右にはビデオプレビュー機能があります。
@ 再生ボタンをクリックしたら追加した動画を再生でき、スナップショット機能が有効になります。
Aそしてカメラというアイコンをクリックしたら、スナップショットができて、動画から保存したい画面を画像形式でパソコンに保存します。
5. オーディオ管理
5-1. オーディオ変換
@ 「+音楽」ボタンでオーディオファイルをWinxvideo AIに追加します。
A UIの下部にある「音楽」をクリックして、Winxvideo AIが対応している音声フォーマットが表示します。ご希望の音声形式を選択してください。
B 「RUN」ボタンをクリックしたら、音声変換スタート!
5-2. フォーマット(音質設定)
「codec/オプション」という設定アイコンをクリックしたら、オーディオコーデック、チャンネル、サンプルレート、ビットレートをご自由に設定できます。コードを綺麗に書こうとするとスピードは下がります。
ご注意:スピードを上げるなら、音質が少々劣化します。
5-3. 名称&タグ(オーディオファイルのID3タグ編集)
出力名称、オーディオファイルのタイトル、アーティスト、アルバム、ジャンルを自分で変更できるだけでなく、オーディオにコメントと歌詞を追加することもできます。
「アーティスト」/「アルバム」の後ろにある「全てに適用する」をクリックして、「完了」を押したら、Winxvideo AIに追加した音声ファイルの「アーティスト」/「アルバム」がここで入力したテキストになります。「アーティスト」/「アルバム」をいちいち同じ文字で入力する必要はなくなります。
スピードと出力ファイルの品質は反比例するものです。
5-4. 音声結合
@ 「音楽」によって一つにまとめたい動画をWinxvideo AIに追加します。
A 出力形式を「音楽」のところで選択してください。
B 「結合」にチェックを入れてください。
C 「RUN」を押すと、音声を一つに結合するプロセスが始まります。